3月26日、海上自衛隊近海練習航海部隊が名古屋港に寄港した。
近海練習航海とは、幹部候補生教育卒業者を対象として行われる洋上教育で、卒業前に行われる第一次練習航海に引き続き卒業式の直後実施され、第二次練習航海としてのカリキュラムである。
第56期幹部候補生課程修了者は約190名、21日に江田内を出発し大阪に引き続き名古屋港、27日には名古屋港を出港し、大湊、横須賀に続いて東京港晴海埠頭に寄港予定である。参加艦艇は練習艦“かしま”、練習艦“やまぎり”、護衛艦“あまぎり”の三隻で、名古屋港では“かしま”“あまぎり”が一般公開された。27日付けで統合幕僚監部が発足し、統合運用へと移行する。こうした中で新時代の自衛隊を担う候補生達へ、名古屋港に集った多くの市民や支援団体による歓迎セレモニーが開催された。
詳報は後日お送りしたい。
HARUNA
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