■中部方面隊創立記念行事
兵庫県伊丹市に所在する中部方面総監部では、毎年十月に創立記念行事を行っている。この式典における観閲行進の最後には毎年、大規模な編隊飛行が展示されるが、2005年は相浦駐屯地での、2006年では霞ヶ浦駐屯地での出来事により、規模は縮小乃至中止となっている。
本日は、資料分析の際に発見した2003年の祝賀飛行の様子を掲載したい。陸上自衛隊より多用途ヘリコプター7機、観測ヘリコプター9機、対戦車ヘリコプター3機の計19機、そして海上自衛隊は舞鶴基地より哨戒ヘリコプターが、航空自衛隊は小松基地より救難ヘリコプターを参加させている。
方面航空隊は隊本部及び本部付隊、そしてAH-1S/OH-6Dを運用する対戦車ヘリコプター隊、UH-1J/HとOH-6Dを運用する方面ヘリコプター隊、更に方面管制気象隊と方面航空野整備隊より編成され、40機以上のヘリコプターを運用している。師団・旅団行事も同様であるが、祝賀飛行は大編隊で迫力があるが、航過は観閲行進の最後、一度きりであるので、カメラをお持ちの方はタイミングにご注意下さい。
HARUNA
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