■海上自衛隊航空の一大拠点
5月13日、海上自衛隊厚木航空基地において、恒例の“ちびっこヤング大会”が開催された。航空集団司令部が置かれた厚木は、文字通り航空の一大拠点である。
本日は、あいにくの曇りであったが、0900時の開門を待ちわびる行列が0820時には出来ており、厳重な手荷物検査を終え、基地に足を踏み入れる。時間と共に観客は増加し、地上展示機や模擬店の前には多くの人だかりが出来た。
地上展示機には、海上自衛隊の航空機に加え、厚木基地に前方展開するアメリカ海軍第五空母航空団所属の艦載機なども展示に加えられ、多種多彩な航空機や装備品を前に、多くのファンがカメラの砲列を連ねていた。
飛行展示は、近隣住民への配慮か、午前と午後に行われた救難隊が運用するUH-60J救難ヘリコプターによる飛行展示のみであり、P-3C哨戒機などは飛行展示を行わなかった為、やや寂しい内容であったのは否めない。
他方で、小生がこれまでに展開した航空自衛隊の航空祭と比較した場合、観客数が少なかったこともあり、地上展示機を様々な角度から思い思いの写真撮影を堪能できた。また、滑走路の向こうには艦載機や航空群の哨戒機などが銀翼を連ね、厚木基地の機能を垣間見ることが出来た一日であった。
HARUNA
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