◆阪神大震災20年
1995年1月17日、兵庫県南部地震から20年が経ちました。
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未明の激震、直下型地震の衝撃は住宅街を襲い、我が国屈指の大都市神戸を蹂躙しました。戦後五十年という節目の年、伊勢湾台風を始め多くの災害に見舞われながら我が国は非常事態というものの存在から幸いにして距離を置いていた頃ではありましたが、備えは万全というものは無い、というものを突き付けた巨大災害となりました。
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初動に関する様々な視点は、今回敢えて記載することを避けますが、多くの尊い人命の犠牲とともに教訓を得、その後の巨大災害への備えとなったように思います。一方で、多くの犠牲が無ければ諸政策や防災機構等の仕組みが有事を想定したものと転換することが出来なかったのは残念の至りで、次を如何に避け、想定外という表現、何分初めてのもので、という為政者の言葉を避ける体制を確保出来る事が望ましかったのですが。
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一方で、阪神大震災の犠牲者を追悼すると共に、東日本大震災というさらに大きな国難に直面する災害を教訓に加え、改めて想定外という言葉を為政者から踏襲することとなったのは重ねて残念の限りです。追悼、とはその最後の瞬間を繰り返さないことにあると考え、更に南海トラフ巨大地震の脅威が叫ばれる今日、祈念の追悼とともにその時への備えを怠らないよう努める事も、追悼の一形態だろう、と思い、当方も本日改めて防災用品の確認をしました次第です。
北大路機関:はるな
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
1995年1月17日、兵庫県南部地震から20年が経ちました。
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未明の激震、直下型地震の衝撃は住宅街を襲い、我が国屈指の大都市神戸を蹂躙しました。戦後五十年という節目の年、伊勢湾台風を始め多くの災害に見舞われながら我が国は非常事態というものの存在から幸いにして距離を置いていた頃ではありましたが、備えは万全というものは無い、というものを突き付けた巨大災害となりました。
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初動に関する様々な視点は、今回敢えて記載することを避けますが、多くの尊い人命の犠牲とともに教訓を得、その後の巨大災害への備えとなったように思います。一方で、多くの犠牲が無ければ諸政策や防災機構等の仕組みが有事を想定したものと転換することが出来なかったのは残念の至りで、次を如何に避け、想定外という表現、何分初めてのもので、という為政者の言葉を避ける体制を確保出来る事が望ましかったのですが。
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一方で、阪神大震災の犠牲者を追悼すると共に、東日本大震災というさらに大きな国難に直面する災害を教訓に加え、改めて想定外という言葉を為政者から踏襲することとなったのは重ねて残念の限りです。追悼、とはその最後の瞬間を繰り返さないことにあると考え、更に南海トラフ巨大地震の脅威が叫ばれる今日、祈念の追悼とともにその時への備えを怠らないよう努める事も、追悼の一形態だろう、と思い、当方も本日改めて防災用品の確認をしました次第です。
北大路機関:はるな
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