■吉倉桟橋の新鋭護衛艦群
しらぬい、最新鋭護衛艦初入港の様子を横須賀軍港めぐりから撮影しました特集の後篇です。

おおなみ。たかなみ型護衛艦です。停泊しているのは横須賀基地吉倉桟橋、鋭い駆逐艦然とした艦首と天を衝くマストが並ぶ吉倉桟橋、2019年4月6日の1500時便に乗船しました横須賀軍港めぐり遊覧船は吉倉桟橋の艨艟に春の陽光が輝かせる風情の陽射しでした。

たかなみ型護衛艦、あきづき型護衛艦が並ぶ様子が見て取れます。艦番号の前に、たかなみ型が巨大な5インチ砲を搭載する艦、むらさめ型が3インチ砲を搭載しています。マストがラティス状ではなくモノポール型となっているものが、あきづき型護衛艦の特徴です。

むらさめ型は9隻が建造され、たかなみ型は続いて5隻が、あきづき型は防空強化型として4隻が続き、あさひ型2隻の建造を以て20隻が配備されました。これは護衛艦隊を構成する4個護衛隊群の定数20隻を充足させたもので、ミニイージス艦とも呼ばれています。

てるづき、たかなみ、おおなみ。DD-116てるづき、DD-110たかなみ、DD-111おおなみ、です。満載排水量でいずれも6000tを越える大型水上戦闘艦で、全世界どこに派遣しても第一線級で通用する艦、この日は土曜日で前日に一挙に帰港しました、と解説されました。

ゆうぎり、あまぎり。DD-153ゆうぎり、DD-154あまぎり、共に護衛艦あさぎり型8隻の内の2隻です。むらさめ型に始る現行護衛隊群汎用護衛艦の前型にあたる第一世代汎用護衛艦で護衛艦隊第11護衛隊に所属し、建造開始の30FFM型が揃うまで、第一線に残る。

あきづき型、たかなみ型、比較できる構図から。てるづき、の方がマストが低い分一見小型に見えますが基準排水量では一割以上、たかなみ型よりも大型です。板状のレーダーが、たかなみ型ではマスト上ですが、あきづき型は上部構造物と一体化しているのも相違点だ。

きりしま、しらぬい、ときわ。DDG-174きりしま、はミサイル護衛艦こんごう型2番艦、DD-120しらぬい、は護衛艦あさひ型の2番艦、AOE-423ときわ、は補給艦とわだ型2番艦です。偶然とはいえ、不思議な事にここに並ぶ三隻はどれも各型の2番艦なのですね。

しらぬい、最新鋭護衛艦です。大湊基地の護衛艦なのですが長崎で竣工して以来まだ一度も母港に入港せず横須賀に入港してこの日が二週間を越えています。故に撮れたのですが就役後の各種評価試験などを行う支援設備が横須賀にしかない、という事なのでしょうか。

あさひ型護衛艦しらぬい就役を以て護衛艦隊護衛隊群所要の汎用護衛艦20隻の整備事業が完成しました。続いて掃海隊群配備用の30FFM/3900t型護衛艦22隻の量産が開始され、その終了後に、むらさめ型護衛艦の後継艦建造計画へと着手されることとなりましょう。

きりしま、しらぬい、ゆうぎり、あまぎり、てるづき、たかなみ、おおなみ。逆光ですがこの日吉倉桟橋に停泊している護衛艦は実に7隻と護衛隊群定数の8隻に迫るものでした。ただ、一番大型の護衛艦きりしま、が端に停泊、ヴェルニー公園からはほぼ、みえません。

いずも。逸見桟橋に停泊する巨大な護衛艦です。満載排水量27000tという海上自衛隊最大の護衛艦で二番艦かが、と共に現在、航空自衛隊へ配備予定のF-35B戦闘機搭載への改修計画が進められています。全長248m、ロナルドレーガンの333m程ではないですが、長い。

逸見桟橋は、ひゅうが型護衛艦、海上自衛隊初の全通飛行甲板型護衛艦の建造に併せ大型護衛艦を接岸できるよう新設したものです。ひゅうが全長は198m、非常に大型ですが、いずも、はより長大です。いずも威容を眺めつつこの遊覧船は汐入桟橋へと入港しました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
しらぬい、最新鋭護衛艦初入港の様子を横須賀軍港めぐりから撮影しました特集の後篇です。

おおなみ。たかなみ型護衛艦です。停泊しているのは横須賀基地吉倉桟橋、鋭い駆逐艦然とした艦首と天を衝くマストが並ぶ吉倉桟橋、2019年4月6日の1500時便に乗船しました横須賀軍港めぐり遊覧船は吉倉桟橋の艨艟に春の陽光が輝かせる風情の陽射しでした。

たかなみ型護衛艦、あきづき型護衛艦が並ぶ様子が見て取れます。艦番号の前に、たかなみ型が巨大な5インチ砲を搭載する艦、むらさめ型が3インチ砲を搭載しています。マストがラティス状ではなくモノポール型となっているものが、あきづき型護衛艦の特徴です。

むらさめ型は9隻が建造され、たかなみ型は続いて5隻が、あきづき型は防空強化型として4隻が続き、あさひ型2隻の建造を以て20隻が配備されました。これは護衛艦隊を構成する4個護衛隊群の定数20隻を充足させたもので、ミニイージス艦とも呼ばれています。

てるづき、たかなみ、おおなみ。DD-116てるづき、DD-110たかなみ、DD-111おおなみ、です。満載排水量でいずれも6000tを越える大型水上戦闘艦で、全世界どこに派遣しても第一線級で通用する艦、この日は土曜日で前日に一挙に帰港しました、と解説されました。

ゆうぎり、あまぎり。DD-153ゆうぎり、DD-154あまぎり、共に護衛艦あさぎり型8隻の内の2隻です。むらさめ型に始る現行護衛隊群汎用護衛艦の前型にあたる第一世代汎用護衛艦で護衛艦隊第11護衛隊に所属し、建造開始の30FFM型が揃うまで、第一線に残る。

あきづき型、たかなみ型、比較できる構図から。てるづき、の方がマストが低い分一見小型に見えますが基準排水量では一割以上、たかなみ型よりも大型です。板状のレーダーが、たかなみ型ではマスト上ですが、あきづき型は上部構造物と一体化しているのも相違点だ。

きりしま、しらぬい、ときわ。DDG-174きりしま、はミサイル護衛艦こんごう型2番艦、DD-120しらぬい、は護衛艦あさひ型の2番艦、AOE-423ときわ、は補給艦とわだ型2番艦です。偶然とはいえ、不思議な事にここに並ぶ三隻はどれも各型の2番艦なのですね。

しらぬい、最新鋭護衛艦です。大湊基地の護衛艦なのですが長崎で竣工して以来まだ一度も母港に入港せず横須賀に入港してこの日が二週間を越えています。故に撮れたのですが就役後の各種評価試験などを行う支援設備が横須賀にしかない、という事なのでしょうか。

あさひ型護衛艦しらぬい就役を以て護衛艦隊護衛隊群所要の汎用護衛艦20隻の整備事業が完成しました。続いて掃海隊群配備用の30FFM/3900t型護衛艦22隻の量産が開始され、その終了後に、むらさめ型護衛艦の後継艦建造計画へと着手されることとなりましょう。

きりしま、しらぬい、ゆうぎり、あまぎり、てるづき、たかなみ、おおなみ。逆光ですがこの日吉倉桟橋に停泊している護衛艦は実に7隻と護衛隊群定数の8隻に迫るものでした。ただ、一番大型の護衛艦きりしま、が端に停泊、ヴェルニー公園からはほぼ、みえません。

いずも。逸見桟橋に停泊する巨大な護衛艦です。満載排水量27000tという海上自衛隊最大の護衛艦で二番艦かが、と共に現在、航空自衛隊へ配備予定のF-35B戦闘機搭載への改修計画が進められています。全長248m、ロナルドレーガンの333m程ではないですが、長い。

逸見桟橋は、ひゅうが型護衛艦、海上自衛隊初の全通飛行甲板型護衛艦の建造に併せ大型護衛艦を接岸できるよう新設したものです。ひゅうが全長は198m、非常に大型ですが、いずも、はより長大です。いずも威容を眺めつつこの遊覧船は汐入桟橋へと入港しました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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