■自衛隊関連行事
例年ならば小牧航空祭が行われる頃合い、バレンタインデーを前にコロナワクチンが奔放到着しましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週末の自衛隊関連行事はありません。いよいよ日本でのワクチン接種開始の目処が立ったようですが、現行ワクチンの一部は南アフリカ変異種に対して感染防止の効果がないとのイギリス保健省暫定調査結果があり、イギリス政府は重症化を防ぐ大きな意味がある、としていますが、ウィルス変異とのワクチン開発競争という状況が続いているところです。
ファイザーワクチン第一便が本日12日午前中に成田空港に到着しました。ファイザー社製コロナワクチンは政府が7200万人分の供給を受ける契約をファイザー社との間で締結しているとのことで、時間はかかりましたが、EUのワクチン輸出規制と共に危惧されていたものの、ベルギーの製造工場を出発したワクチン第一便は無事空路にて成田、日本到着です。
河野規制改革担当大臣は、来週からの医療従事者へのワクチン接種開始を行い、4月からは高齢者へのワクチン接種開始へ進む計画を本日改めて発表しました。2月11日まで、日本国内感染状況は死者6722名と阪神大震災の死者数を超えており、感染者数41万、中規模地方都市人口に匹敵し、既に日本の総人口の0.32%が感染した状況、急がねばなりません。
ファイザー社製ワクチン以外でも全国民に来渡るワクチンを政府は確保し、無料での全国民接種を行う方針ですが、アメリカでは2020年11月よりワクチン接種が開始されています。ただ、日本では感染拡大が抑えられている為にCOVID-19の危険性とワクチンの安全性が秤に掛けられた状況、そして薬害への警戒と、なにより治験の遅れという状況がある。
治験の遅れ。日本国内では過去に薬害の厳しい歴史があり、治験を経ずして大規模接種を行う事への慎重な意見があります。しかし治験ではCOVID-19ワクチンと偽薬等を被験者に通知せず接種し、その後の感染状況を確認する事で抗体獲得の有無を検証するのですが、治験はワクチン接種者も偽薬接種者もCOVID-19感染が無かったという難しい結果という。
ワクチン全員接種し意図的にCOVID-19に感染させ免疫反応を探るという選択肢も非常手段として無いには無いのですが、なにしろ指定感染症、致死率2%と脳機能障害に脳血栓や腎不全といった後遺症が多数報告されるCOVID-19を日本国内で故意に感染させる試験は現行法では不可能であり、また人体実験と後年批判される試験は行うべきではありません。
中和抗体増加確認。ファイザーワクチン日本国内治験者は160名、厚生労働省は治験での感染率有無を偽薬と比較するのではなく、感染回復者が体内に持つ中和抗体をワクチン接種により獲得できたかを検証する手段で、感染したか否かではなく、感染しないか否かの抗体を抗体検査により確認する手段へ改め、これにより中和抗体増加確認が為されました。
承認は今夜にも。厚生労働省は本日12日中に専門家部会を招集し、中和抗体増加確認と国内治験者への副作用報告無との概況を元に、ファイザー社製ワクチンの承認を実施する方針です。今回緊急承認が為されず手順を踏んだ背景には、欧州やアメリカで人口一万人当たり数百の感染者が発生、人口十万人当たり百数十人が死亡する各国との温度差でしょう。
人口十万人当たりの死者は欧州ではベルギーが最悪の186名、スロベニアが177名、イギリスでは169名、チェコが166名、イタリアが153名、欧州だけで死者79万と感染者398万5161名。ベルギーと大阪府のGDPは同程度ですが、仮に大阪府でベルギー並の状況となった場合は大阪府人口882万3000名、つまり1万6554名となり、欧州の切迫度は高い。
国内感染状況は大阪府が死者1031名、感染者数4万5478名、こうなっていますので将来の薬害の危険と現在のコロナ感染の危険とを比較した場合は、どうしても充分な治験を行って、とリスク管理の結論が示されるのかもしれません。もっとも、副作用の留意よりは海外状況の情報収集を総合的に行った上で緊急承認しても良かったとは思うのですけれど。
日本国内で大規模感染が起こっていないからこその治験の遅れが在り、危機感が薄いのはそれだけ死者が少なく、落ち着いて平時の感覚が維持できている為とも云えるのですが、しかし上記の通り既に死者数は阪神大震災を超えています。総人口0.32%が感染した状況ですが、感染者が60%を超えなければ集団免疫は形成されず、だからこそワクチンが要る。
全国民へのワクチン接種、少なくとも人口の半分程度までワクチンが行き渡らなければ政府終息宣言は難しいでしょう、しかし、二度目の緊急事態宣言により終息は遠くとも収束の目処は出ています、現状では未だ収束といいますかクラスター感染が頻発していますが、収束見通し立たずの状況ではありません、こうした中、ワクチン到着は新しい一歩ですね。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
例年ならば小牧航空祭が行われる頃合い、バレンタインデーを前にコロナワクチンが奔放到着しましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週末の自衛隊関連行事はありません。いよいよ日本でのワクチン接種開始の目処が立ったようですが、現行ワクチンの一部は南アフリカ変異種に対して感染防止の効果がないとのイギリス保健省暫定調査結果があり、イギリス政府は重症化を防ぐ大きな意味がある、としていますが、ウィルス変異とのワクチン開発競争という状況が続いているところです。
ファイザーワクチン第一便が本日12日午前中に成田空港に到着しました。ファイザー社製コロナワクチンは政府が7200万人分の供給を受ける契約をファイザー社との間で締結しているとのことで、時間はかかりましたが、EUのワクチン輸出規制と共に危惧されていたものの、ベルギーの製造工場を出発したワクチン第一便は無事空路にて成田、日本到着です。
河野規制改革担当大臣は、来週からの医療従事者へのワクチン接種開始を行い、4月からは高齢者へのワクチン接種開始へ進む計画を本日改めて発表しました。2月11日まで、日本国内感染状況は死者6722名と阪神大震災の死者数を超えており、感染者数41万、中規模地方都市人口に匹敵し、既に日本の総人口の0.32%が感染した状況、急がねばなりません。
ファイザー社製ワクチン以外でも全国民に来渡るワクチンを政府は確保し、無料での全国民接種を行う方針ですが、アメリカでは2020年11月よりワクチン接種が開始されています。ただ、日本では感染拡大が抑えられている為にCOVID-19の危険性とワクチンの安全性が秤に掛けられた状況、そして薬害への警戒と、なにより治験の遅れという状況がある。
治験の遅れ。日本国内では過去に薬害の厳しい歴史があり、治験を経ずして大規模接種を行う事への慎重な意見があります。しかし治験ではCOVID-19ワクチンと偽薬等を被験者に通知せず接種し、その後の感染状況を確認する事で抗体獲得の有無を検証するのですが、治験はワクチン接種者も偽薬接種者もCOVID-19感染が無かったという難しい結果という。
ワクチン全員接種し意図的にCOVID-19に感染させ免疫反応を探るという選択肢も非常手段として無いには無いのですが、なにしろ指定感染症、致死率2%と脳機能障害に脳血栓や腎不全といった後遺症が多数報告されるCOVID-19を日本国内で故意に感染させる試験は現行法では不可能であり、また人体実験と後年批判される試験は行うべきではありません。
中和抗体増加確認。ファイザーワクチン日本国内治験者は160名、厚生労働省は治験での感染率有無を偽薬と比較するのではなく、感染回復者が体内に持つ中和抗体をワクチン接種により獲得できたかを検証する手段で、感染したか否かではなく、感染しないか否かの抗体を抗体検査により確認する手段へ改め、これにより中和抗体増加確認が為されました。
承認は今夜にも。厚生労働省は本日12日中に専門家部会を招集し、中和抗体増加確認と国内治験者への副作用報告無との概況を元に、ファイザー社製ワクチンの承認を実施する方針です。今回緊急承認が為されず手順を踏んだ背景には、欧州やアメリカで人口一万人当たり数百の感染者が発生、人口十万人当たり百数十人が死亡する各国との温度差でしょう。
人口十万人当たりの死者は欧州ではベルギーが最悪の186名、スロベニアが177名、イギリスでは169名、チェコが166名、イタリアが153名、欧州だけで死者79万と感染者398万5161名。ベルギーと大阪府のGDPは同程度ですが、仮に大阪府でベルギー並の状況となった場合は大阪府人口882万3000名、つまり1万6554名となり、欧州の切迫度は高い。
国内感染状況は大阪府が死者1031名、感染者数4万5478名、こうなっていますので将来の薬害の危険と現在のコロナ感染の危険とを比較した場合は、どうしても充分な治験を行って、とリスク管理の結論が示されるのかもしれません。もっとも、副作用の留意よりは海外状況の情報収集を総合的に行った上で緊急承認しても良かったとは思うのですけれど。
日本国内で大規模感染が起こっていないからこその治験の遅れが在り、危機感が薄いのはそれだけ死者が少なく、落ち着いて平時の感覚が維持できている為とも云えるのですが、しかし上記の通り既に死者数は阪神大震災を超えています。総人口0.32%が感染した状況ですが、感染者が60%を超えなければ集団免疫は形成されず、だからこそワクチンが要る。
全国民へのワクチン接種、少なくとも人口の半分程度までワクチンが行き渡らなければ政府終息宣言は難しいでしょう、しかし、二度目の緊急事態宣言により終息は遠くとも収束の目処は出ています、現状では未だ収束といいますかクラスター感染が頻発していますが、収束見通し立たずの状況ではありません、こうした中、ワクチン到着は新しい一歩ですね。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関