■昔は良かったか
そう、昔は良かったかと問われますと学生時代は高価なカメラに中々手が届かない時代もありましたが現代はカメラそのものが品薄で入手できないという。

清水寺を撮影していまして、しかし困ったなあと思うのは撮影機材の方でして、長期間撮影して来ますと、特に演習場などに出入りする際にどうしても傷んでしまうものですから、定期的に新しい器材に切替えて行かなければならないのですが店舗に行きますと。

カメラ、驚いたものです、半導体不足が原因と言うことですがCANONのカメラがどんどん生産縮小になっていまして、予備の機種ということでG7Xmark2をもう一基、市場に残っているうちに調達しようとおもいましたら、店頭にカメラはあったのですが。

G7Xmark2、おいてあるのは見本であってIXYの一番安価な機種がある以外は店頭に実機の在庫はなく、という既視感のような話題で。しかし驚いたのはG5Xmark2についても生産終了になっているというWebの話題で。一応細々と生産は維持されているというが。

G5Xmark2の生産維持というのはカメラ専門店の方のお話で、一応G7Xmark2についても入荷未定だけれども二ヶ月か三ヶ月程度で順次廻ってくる、というお話でした、いや二ヶ月から三ヶ月は最低でもかかる、という話ですが、全く入荷しない訳ではない、と。

R7,ミラーレス一眼が人気なので入荷まで時間がかかる、という話はもう販売開始当時から聞いていますが、コンパクトデジタルカメラについてはミラーレス機種への生産集中、という背景があるという。一方で、生産しているはずのG7XmarkⅢの品薄も凄い。

写真を撮影するにはカメラがなければどうにもなりません、そういう意味では生命線なのですが、付け加えるならば、市場にカメラがないということは必然的に写真を撮影しはじめよう、という入門を志す方にも、現物がないのでは、撮れないのですよねえ。

iphone15に代表されるようなスマートフォンの圧迫があってカメラ市場は云々、と将来性を危惧する方もいるようですが、ワカモノノカメラバナレガア、なんて知ったかぶりで考えるのではなく、現物がないのでカメラがカメラマンから離れているという話だ。

半導体不足、しかし、半導体不足が挨拶のようになっていまして、そう半導体不足はもう2020年から言われている、もう4年前の話ですが、原因がCOVID-19かロシアウクライナ戦争かではなく、製造を増産するという話に時間がかかりすぎているのではないかな。

1941年から4年加えれば1945年、4年間というのは太平洋戦争一回に相当して、日本は工業力に限界があるけれども、その中で増産により戦闘機も空母も駆逐艦も巡洋艦も、けっこう造ったもの。対してこの現状、半導体の増産で今なおめどが立たないとは。

京都の美しい情景を撮影しつつ、しかし肝心のカメラが市場で今なお品薄、という状態が続いていますから、なんだかなあ、とおもってしまうのです。なにより事故や災害などでカメラが破損しても補充がきかない、というわけなのですから深刻な問題です。

カメラ屋に行って予算の範囲でカメラを買う、これはCOVID-19の前の時代では当たり前であったのですが、今は買おうとしますと、入荷は半年以上先です、と言われて、この機種ですと三カ月ほどで入ります、と希望していない機種や低性能の機種を薦められる。

写真にはカメラが必要なのだけれども、EOS-R7とEOS-R10の実物在庫を目の前にどちらにするか、いやEOS-5DmarkⅣの後継機種が明確になるまで考えよう、といえるくらいの在庫が店頭に確保出来るのはいつなのかなあ、とそんな事を考えつつ散策しているのだ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
そう、昔は良かったかと問われますと学生時代は高価なカメラに中々手が届かない時代もありましたが現代はカメラそのものが品薄で入手できないという。

清水寺を撮影していまして、しかし困ったなあと思うのは撮影機材の方でして、長期間撮影して来ますと、特に演習場などに出入りする際にどうしても傷んでしまうものですから、定期的に新しい器材に切替えて行かなければならないのですが店舗に行きますと。

カメラ、驚いたものです、半導体不足が原因と言うことですがCANONのカメラがどんどん生産縮小になっていまして、予備の機種ということでG7Xmark2をもう一基、市場に残っているうちに調達しようとおもいましたら、店頭にカメラはあったのですが。

G7Xmark2、おいてあるのは見本であってIXYの一番安価な機種がある以外は店頭に実機の在庫はなく、という既視感のような話題で。しかし驚いたのはG5Xmark2についても生産終了になっているというWebの話題で。一応細々と生産は維持されているというが。

G5Xmark2の生産維持というのはカメラ専門店の方のお話で、一応G7Xmark2についても入荷未定だけれども二ヶ月か三ヶ月程度で順次廻ってくる、というお話でした、いや二ヶ月から三ヶ月は最低でもかかる、という話ですが、全く入荷しない訳ではない、と。

R7,ミラーレス一眼が人気なので入荷まで時間がかかる、という話はもう販売開始当時から聞いていますが、コンパクトデジタルカメラについてはミラーレス機種への生産集中、という背景があるという。一方で、生産しているはずのG7XmarkⅢの品薄も凄い。

写真を撮影するにはカメラがなければどうにもなりません、そういう意味では生命線なのですが、付け加えるならば、市場にカメラがないということは必然的に写真を撮影しはじめよう、という入門を志す方にも、現物がないのでは、撮れないのですよねえ。

iphone15に代表されるようなスマートフォンの圧迫があってカメラ市場は云々、と将来性を危惧する方もいるようですが、ワカモノノカメラバナレガア、なんて知ったかぶりで考えるのではなく、現物がないのでカメラがカメラマンから離れているという話だ。

半導体不足、しかし、半導体不足が挨拶のようになっていまして、そう半導体不足はもう2020年から言われている、もう4年前の話ですが、原因がCOVID-19かロシアウクライナ戦争かではなく、製造を増産するという話に時間がかかりすぎているのではないかな。

1941年から4年加えれば1945年、4年間というのは太平洋戦争一回に相当して、日本は工業力に限界があるけれども、その中で増産により戦闘機も空母も駆逐艦も巡洋艦も、けっこう造ったもの。対してこの現状、半導体の増産で今なおめどが立たないとは。

京都の美しい情景を撮影しつつ、しかし肝心のカメラが市場で今なお品薄、という状態が続いていますから、なんだかなあ、とおもってしまうのです。なにより事故や災害などでカメラが破損しても補充がきかない、というわけなのですから深刻な問題です。

カメラ屋に行って予算の範囲でカメラを買う、これはCOVID-19の前の時代では当たり前であったのですが、今は買おうとしますと、入荷は半年以上先です、と言われて、この機種ですと三カ月ほどで入ります、と希望していない機種や低性能の機種を薦められる。

写真にはカメラが必要なのだけれども、EOS-R7とEOS-R10の実物在庫を目の前にどちらにするか、いやEOS-5DmarkⅣの後継機種が明確になるまで考えよう、といえるくらいの在庫が店頭に確保出来るのはいつなのかなあ、とそんな事を考えつつ散策しているのだ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)