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【臨時情報】ロシア軍ウクライナ攻撃にICBM大陸間弾道弾攻撃の可能性-プーチン大統領は否定

2024-11-22 07:00:38 | 国際・政治
■米ロ全面核戦争の懸念
 ロシアウクライナ戦争が第三次世界大戦の導火線上にあるという懸念は前からありますが今回その現実性について懸念するべき事態がありました。戦争が拡大するならば日本も当事者とならざるをえません。

 ロシア本土カスピ海北部のアストラハン州からウクライナのドニプロへ弾道ミサイルが発射、ウクライナ政府はこれがICBM大陸間弾道ミサイルであったと発表しました。現地からと思われる映像には複数のミサイルが同時弾着するものが映っており、真偽は今後検証する事となるのでしょうが、ICBMの多弾頭型の着弾と共通する景況が確認されました。

 ICBM大陸間弾道弾が使用された場合、この戦争の本質が根本から変わる可能性があります。通常弾頭のICBMを単純な視点で見た場合は、ペトリオットミサイルなど既存のウクライナ軍防空システムでは迎撃できない打撃力、と理解する事が出来るのかもしれませんが、その理解は恰も核兵器を通常よりも威力の大きな爆弾と理解しろという様なもの。

 ロシア国内はアメリカのDSP早期警戒衛星により、一定以上の高度に飛翔する飛翔体と一定以上の大きな熱量を探知する警戒システムにより監視されています、いや監視対象は地球全体に広がるのですが、膨大な核戦力を有するロシア本土は特に核兵器によるアメリカ本土紀州を警戒し監視されており、その最中にICBMを投射するという危険性です。

 ロシア国内から発射された一定以上の高度を飛翔する物体はNORADを通じ、まず電磁反射特性からミサイルの形式とともに傾斜角度を計算します、これによりかなりの部分で北米に向かっているかなど軌道が判明する為です、この時点でNORADはワシントンDCへ緊急警報を発し、国家指揮権限者、通常は大統領、へ対抗措置の命令準備を上申します。

 全面核戦争の準備、というものは上記の通りで、これは最初の一発目を高高度核爆発により発生させるEMP核電磁パルスにより広範囲に電波通信を遮断し防護措置のない電子機器を破壊するため先に手を打つ必要があるのです。一定以上の高度に飛翔した物体は、オーストラリアや南アフリカなどにアメリカが配置したレーダーでも追尾が行われる。

 飛翔体から側板が分離するか否か、レーダーが監視するのはこの点です。何故ならば飛翔したものが人工衛星であった場合は不要な重量物である側板を分離します、が、核弾頭なり何なり、地上に再突入する為にはその突入体を保護するために側板を保持する必要が有り。これが確認されない場合、そして軌道が事前通知されていない場合は、反撃が必要だ。

 ミニットマン大陸間弾道弾などアメリカには反撃の装備が充分保持されていますが、いずれも核弾頭です、そして敵の核弾頭により発射前に破壊される前にこちらが発射しなければ、相手に残る核戦力により次は大都市など経済中枢や指揮中枢が狙われる事となります、この時点で、地球の人口が半減する程度の、次の次元の戦争に発展してしまうのです。

 ICBMか、中距離弾道弾か、ICBMであった場合はこれが日常的に使用される事と成れば、毎日核戦争まで数分の世界を活きる必要があります、すると超えてはならない一歩、核戦争を防ぐためにアメリカはウクライナへ軍事介入するか、ロシアの核戦力に対する次の段階の準備を強いられます。少なくともICBMの現状を看過する事はできなくなるのですね。

 ただ、ロシアのプーチン大統領は21日の演説で、中距離弾道ミサイルであったと発言、一方、ミサイルの種類について演説で当日に言及した事は過去になく、一部報道でも中距離弾道弾であったというものはありますが情報は錯そうしている。ロシアは前進を続けていますがその速度は遅く毎日1500名の死傷者が出ており、核兵器による威嚇を続けています。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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