■ありがとう!創設16周年
Weblog北大路機関は本日創設16周年を無事迎える事が出来ました、ありがとうございます。今回は懐かしい護衛艦くらま参加近海練習航海の写真とともに記念記事を進めます。
北大路機関は防衛及び安全保障問題について、憲法上の平和主義をふくめ防衛議論を行うには防衛技術や各国情勢、防衛戦略と外交政策などを関心を以て分析を行う必要から創設されました。分析は事実を元に広げねば単なるポピュリズムに陥ります、そして事実は分析を積み重ねなければ視野が限られ全体を俯瞰できません。そのための北大路機関です。
2005年7月29日、Weblog北大路機関は阪急十三駅にて創設されることとなり、本日2021年7月29日はその創設16周年となりました。十年一昔といいますが16年となりますと、創設当時は護衛艦はるな以下第一世代のヘリコプター搭載護衛艦が現役、74式戦車が自衛隊戦車の主力であり、F-4EJ改ファントムも数は減っていても複数飛行隊が現役でした。
北大路機関はもともと大学での安全保障関連勉強会、所謂自主ゼミとして創設され、ここからWeb上へ活動を広げてゆきました。自主ゼミであれば16年間を継続させることは世代交代を重ねても難しく、なるほどWebとは現代の巨大なアゴラであり、今更ながらインターネットのサイバー空間は知的集約へ大きな進歩を重ねたものだ、感慨深いところ。
しかし、危機管理というものを再認識しますと、Weblog北大路機関創設15周年こと昨年2020年にも痛感したところですが、COVID-19のような感染症の世界的流行というもの、知識としてリスクは承知しており歴史でもその再来は十分認識し得る留意事項ではあったはずなのですが、この点においてまだまだ危機管理には想像力の余地の広さを再確認する。
COVID-19は百年後にも認識される災厄でしょう、実は2020年7月の段階では一時的に感染収束の兆しもあり、これは1919年のスペイン風邪ほどの猛威はふるわず、1959年のアジア風邪程度の許容できる最大の悲劇に収まるのではないかとの淡い期待もありましたが、実際は2021年7月に世界の死者は400万を突破、変異株デルタの感染拡大が今も続く。
東日本大震災。Weblog北大路機関には阪神大震災の記憶もあり、この種の想定には冗長性と想像力が必要との経験を積む機会でもあったのですが、自然の猛威を東日本大震災においても認識しながら、COVID-19のような感染症まで留意が及ばなかった点は、もう少し安全保障を扱う北大路機関としては認識の視野を広げる必要があると反省点とおもう。
感染拡大、しかし日本国内では各国と比較し、少なくとも現時点では感染拡大を抑制するとともに耐え難いほどの私権制限を強いる強権国家化も回避できている僥倖がありまして、実際、Weblog北大路機関も運用にさしたる支障はなく、強いていえば自衛隊関連行事の総崩れが二年目を迎える中、行事関連の速報記事の頻度が大幅に低下し残念、という点か。
防衛情報。北大路機関では昨年より毎週月曜日に第二北大路機関において特集しました速報記事を分野ごとに集約する特集"防衛情報"を掲載し、また毎週火曜日には第二北大路機関への掲載を経ない比較的最新の情報を"防衛情報"として掲載しています。アクセス解析によればこの特集は好評で、写真のみ自前故に若干的外れで恐縮ですが、関心に応えられ幸い。
Weblog北大路機関創設当時は、とにかく掲載が大変でした、回線はPHS方式で細く不安定、一枚写真を上げるだけでも一分以上、そしてカメラにしても今でこそCFカードがGB単位となり256GBというSDカードを活用していますが、当時は512MBが大容量、開始当初は32MBでフィルム一本分の枚数しか撮影できません、技術進歩はなかなかに凄い。
北大路機関、安定してきますと毎日更新という方式に転換するまで一年以上を要しますが、記事掲載と作成に余裕がなく、誤字脱字の台風に2359時という期限の焦眉、これも安定化させ2000時台の記事更新というものを定着できたのは相当後になってからのこと、しかしこの期間、創設当初からの読者の方も多く、見守り頂けたのは幸いというところでして。
京都幕間旅情、京都発幕間旅情、隔週で一回掲載と二回掲載を努めて分けていますが、毎週水曜日を中心に、敢えて軍事関係や防衛関係の論点ではなく、我が国の文化伝統歴史価値観について紹介する記事を掲載、一時この題材は長く掲載から外れていましたが、こちらも2016年からこの2021年で五年目となり、今後も最大限内容を充実させてゆきます。
榛名防衛備忘録。連載記事を中心に北大路機関では一つの重点記事として掲載して参りましたが、防衛情報と京都幕間旅情の狭間に掲載頻度が低下していまして、しかし防衛情報は単なる時事、榛名防衛備忘録は北大路機関にとり両翼の一翼を担う分析記事です、この点について近く再検討を行う必要を感じていますが、今少しお待ち頂ければ、と思います。
日曜特集。もともとはフィルム一本分にあたる24枚の写真を毎週行事紹介として掲載してゆくものですが、24枚分の写真に解説を加えますと毎週3000字に迫る文量となり、どうしても半分程度となってしまいます、これでは長々と続くだけであり読む側の立場を考えていないと反省しています。ただ、新たに4行事分の新規記事が完成、順次掲載します。
日曜第二記事。こちらは2021年より新たに日曜日の1800時台に中編の記事を作成、掲載が薄まっているグルメ関係や鉄道関係と映画関係の話題などを紹介しています。日曜日ということで二つの記事を掲載する、これは2006年に毎日掲載を決定し開始して以来の運用改編ですが、比較的アクセス数も多く、今後とも掲載を継続しますので、お楽しみに。
第二北大路機関について。Weblog北大路機関よりも掲載内容としては安定化したと考えられます、写真について難しい部分がありましたので、逆にWeblog北大路機関と第二北大路機関を完全に区分することとなり、逆に自由な写真を掲載する事となっていますが、最新防衛情報と写真の特撮を二本柱として記事内容を構成することで“変に”安定化しました。
予備ブログとしての第二北大路機関、この運用は相当混迷していまして、最初は阪急電車と名鉄電車、舞鶴基地と岐阜基地の写真だけを掲載する、相当とがった掲載内容に集中していましたが、2011年より毎日複数記事掲載と、Weblog北大路機関に掲載しない時事や速報を掲載する予備というよりも補完的なWeblogへ転換していますが、現在の指針は。
第二北大路機関は12時間を隔てず掲載する、この指針とともに先ず基本的に朝課業前の防衛関連最新記事を0600時代と0800時代に掲載、夕方1900時代に旅行関連の記事を掲載し、防衛関連最新記事は一定記事をまとめてWeblog北大路機関の防衛情報へインポートカテゴリにて掲載、逆に旅行記事はWeblog北大路機関の本文に特撮写真を充てています。
予備ブログ、こちらはWeblog北大路機関と異なり添付データ上限が厳しく、一回の記事に複数の写真を掲載することは上限を圧迫します。このために特撮写真を作成し、もうどうなっているの的な写真で構成しているのですが、一部の方はお気づきのようですが毎月の掲載記事数にはある法則があります、お気づきの方には粗品をお渡ししているところ。
第二北大路機関のアクセス数は例年通り低いままですが、予備ブログですので、万一に備えて掲載を維持することを第一として低空飛行のように継続してゆきますが、"北大路機関"というキーワードでの画像検索をおこないますと、総覧する写真のかずかずに、じわりじわりと第二北大路機関掲載写真の比率が増えてゆくのが、ちょっと不思議なのですが、ね。
第52北大路機関、SNS版北大路機関として2019年より運用開始となりましたものですが、2年目に入りました。こちらは本来ならば予備ブログとしての機能は更新容易なSNS版に転換すべきなのかもしれませんが、いまのところ日記的な用途となっていまして、加えて、第二北大路機関更新情報などはリアルタイムで掲載するよう仕様を設定しています。
COVID-19新型コロナウィルス感染症変異株デルタ感染拡大、これによりなかなかに息苦しい情勢と社会は二年目となりました。ただ、Weblog北大路機関が行う話題提供と論点提示は不変です。16年目となりましたが次の17年目とその先まで、皆様にお付き合いいただける話題を提供し続ける事が出来れば、幸い。今後とも北大路機関をどうぞよろしくお願いいたします。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
Weblog北大路機関は本日創設16周年を無事迎える事が出来ました、ありがとうございます。今回は懐かしい護衛艦くらま参加近海練習航海の写真とともに記念記事を進めます。
北大路機関は防衛及び安全保障問題について、憲法上の平和主義をふくめ防衛議論を行うには防衛技術や各国情勢、防衛戦略と外交政策などを関心を以て分析を行う必要から創設されました。分析は事実を元に広げねば単なるポピュリズムに陥ります、そして事実は分析を積み重ねなければ視野が限られ全体を俯瞰できません。そのための北大路機関です。
2005年7月29日、Weblog北大路機関は阪急十三駅にて創設されることとなり、本日2021年7月29日はその創設16周年となりました。十年一昔といいますが16年となりますと、創設当時は護衛艦はるな以下第一世代のヘリコプター搭載護衛艦が現役、74式戦車が自衛隊戦車の主力であり、F-4EJ改ファントムも数は減っていても複数飛行隊が現役でした。
北大路機関はもともと大学での安全保障関連勉強会、所謂自主ゼミとして創設され、ここからWeb上へ活動を広げてゆきました。自主ゼミであれば16年間を継続させることは世代交代を重ねても難しく、なるほどWebとは現代の巨大なアゴラであり、今更ながらインターネットのサイバー空間は知的集約へ大きな進歩を重ねたものだ、感慨深いところ。
しかし、危機管理というものを再認識しますと、Weblog北大路機関創設15周年こと昨年2020年にも痛感したところですが、COVID-19のような感染症の世界的流行というもの、知識としてリスクは承知しており歴史でもその再来は十分認識し得る留意事項ではあったはずなのですが、この点においてまだまだ危機管理には想像力の余地の広さを再確認する。
COVID-19は百年後にも認識される災厄でしょう、実は2020年7月の段階では一時的に感染収束の兆しもあり、これは1919年のスペイン風邪ほどの猛威はふるわず、1959年のアジア風邪程度の許容できる最大の悲劇に収まるのではないかとの淡い期待もありましたが、実際は2021年7月に世界の死者は400万を突破、変異株デルタの感染拡大が今も続く。
東日本大震災。Weblog北大路機関には阪神大震災の記憶もあり、この種の想定には冗長性と想像力が必要との経験を積む機会でもあったのですが、自然の猛威を東日本大震災においても認識しながら、COVID-19のような感染症まで留意が及ばなかった点は、もう少し安全保障を扱う北大路機関としては認識の視野を広げる必要があると反省点とおもう。
感染拡大、しかし日本国内では各国と比較し、少なくとも現時点では感染拡大を抑制するとともに耐え難いほどの私権制限を強いる強権国家化も回避できている僥倖がありまして、実際、Weblog北大路機関も運用にさしたる支障はなく、強いていえば自衛隊関連行事の総崩れが二年目を迎える中、行事関連の速報記事の頻度が大幅に低下し残念、という点か。
防衛情報。北大路機関では昨年より毎週月曜日に第二北大路機関において特集しました速報記事を分野ごとに集約する特集"防衛情報"を掲載し、また毎週火曜日には第二北大路機関への掲載を経ない比較的最新の情報を"防衛情報"として掲載しています。アクセス解析によればこの特集は好評で、写真のみ自前故に若干的外れで恐縮ですが、関心に応えられ幸い。
Weblog北大路機関創設当時は、とにかく掲載が大変でした、回線はPHS方式で細く不安定、一枚写真を上げるだけでも一分以上、そしてカメラにしても今でこそCFカードがGB単位となり256GBというSDカードを活用していますが、当時は512MBが大容量、開始当初は32MBでフィルム一本分の枚数しか撮影できません、技術進歩はなかなかに凄い。
北大路機関、安定してきますと毎日更新という方式に転換するまで一年以上を要しますが、記事掲載と作成に余裕がなく、誤字脱字の台風に2359時という期限の焦眉、これも安定化させ2000時台の記事更新というものを定着できたのは相当後になってからのこと、しかしこの期間、創設当初からの読者の方も多く、見守り頂けたのは幸いというところでして。
京都幕間旅情、京都発幕間旅情、隔週で一回掲載と二回掲載を努めて分けていますが、毎週水曜日を中心に、敢えて軍事関係や防衛関係の論点ではなく、我が国の文化伝統歴史価値観について紹介する記事を掲載、一時この題材は長く掲載から外れていましたが、こちらも2016年からこの2021年で五年目となり、今後も最大限内容を充実させてゆきます。
榛名防衛備忘録。連載記事を中心に北大路機関では一つの重点記事として掲載して参りましたが、防衛情報と京都幕間旅情の狭間に掲載頻度が低下していまして、しかし防衛情報は単なる時事、榛名防衛備忘録は北大路機関にとり両翼の一翼を担う分析記事です、この点について近く再検討を行う必要を感じていますが、今少しお待ち頂ければ、と思います。
日曜特集。もともとはフィルム一本分にあたる24枚の写真を毎週行事紹介として掲載してゆくものですが、24枚分の写真に解説を加えますと毎週3000字に迫る文量となり、どうしても半分程度となってしまいます、これでは長々と続くだけであり読む側の立場を考えていないと反省しています。ただ、新たに4行事分の新規記事が完成、順次掲載します。
日曜第二記事。こちらは2021年より新たに日曜日の1800時台に中編の記事を作成、掲載が薄まっているグルメ関係や鉄道関係と映画関係の話題などを紹介しています。日曜日ということで二つの記事を掲載する、これは2006年に毎日掲載を決定し開始して以来の運用改編ですが、比較的アクセス数も多く、今後とも掲載を継続しますので、お楽しみに。
第二北大路機関について。Weblog北大路機関よりも掲載内容としては安定化したと考えられます、写真について難しい部分がありましたので、逆にWeblog北大路機関と第二北大路機関を完全に区分することとなり、逆に自由な写真を掲載する事となっていますが、最新防衛情報と写真の特撮を二本柱として記事内容を構成することで“変に”安定化しました。
予備ブログとしての第二北大路機関、この運用は相当混迷していまして、最初は阪急電車と名鉄電車、舞鶴基地と岐阜基地の写真だけを掲載する、相当とがった掲載内容に集中していましたが、2011年より毎日複数記事掲載と、Weblog北大路機関に掲載しない時事や速報を掲載する予備というよりも補完的なWeblogへ転換していますが、現在の指針は。
第二北大路機関は12時間を隔てず掲載する、この指針とともに先ず基本的に朝課業前の防衛関連最新記事を0600時代と0800時代に掲載、夕方1900時代に旅行関連の記事を掲載し、防衛関連最新記事は一定記事をまとめてWeblog北大路機関の防衛情報へインポートカテゴリにて掲載、逆に旅行記事はWeblog北大路機関の本文に特撮写真を充てています。
予備ブログ、こちらはWeblog北大路機関と異なり添付データ上限が厳しく、一回の記事に複数の写真を掲載することは上限を圧迫します。このために特撮写真を作成し、もうどうなっているの的な写真で構成しているのですが、一部の方はお気づきのようですが毎月の掲載記事数にはある法則があります、お気づきの方には粗品をお渡ししているところ。
第二北大路機関のアクセス数は例年通り低いままですが、予備ブログですので、万一に備えて掲載を維持することを第一として低空飛行のように継続してゆきますが、"北大路機関"というキーワードでの画像検索をおこないますと、総覧する写真のかずかずに、じわりじわりと第二北大路機関掲載写真の比率が増えてゆくのが、ちょっと不思議なのですが、ね。
第52北大路機関、SNS版北大路機関として2019年より運用開始となりましたものですが、2年目に入りました。こちらは本来ならば予備ブログとしての機能は更新容易なSNS版に転換すべきなのかもしれませんが、いまのところ日記的な用途となっていまして、加えて、第二北大路機関更新情報などはリアルタイムで掲載するよう仕様を設定しています。
COVID-19新型コロナウィルス感染症変異株デルタ感染拡大、これによりなかなかに息苦しい情勢と社会は二年目となりました。ただ、Weblog北大路機関が行う話題提供と論点提示は不変です。16年目となりましたが次の17年目とその先まで、皆様にお付き合いいただける話題を提供し続ける事が出来れば、幸い。今後とも北大路機関をどうぞよろしくお願いいたします。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
もともと行事速報の記事割合は少なかったのでそれほど影響はなかったのですよね、速報だけ載せて詳報未だの行事も山ほどあり、意外に話題は多いものでして。
ただ、久々に佐世保基地や那覇空港行きたいですね。
ここ1~2年の情勢は毎日更新するにもネタが乏しいのではないかと思いますが、続いてるのは単純にすごいですわ。
こちら沖縄はコロナも安全保障も待ったなしなのですが、社会の意識はどうなのかと心配になることも。そんな社会に考えるヒントをこれからも提供してくれると期待してます。
16周年という事で漸く内容が安定してまいりまして、本日から土曜日の掲載も少し改良してゆきます、お楽しみに
東日本大震災後に災害救援と軍事の関連性に興味を持ち、読み始めましたのでかれこれ9年ほど拝読させて頂いております。
これからも無理せず、続けていって頂ければ幸いです。