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岸田総理大臣がCOVID-19新型コロナウイルスに感染-8月31日まで療養期間,中東アフリカ歴訪の中止も決定

2022-08-22 07:00:03 | 防災・災害派遣
■臨時情報-新型コロナ関連
 政府は岸田総理大臣がCOVID-19新型コロナウイルスに感染したと発表しました。これはPCR検査により陽性が判明した正式な発表です。

 内閣官房の発表として岸田総理は20日夜に発熱と咳などの症状が確認された為、21日1000時頃、首相官邸にてPCR検査を受け、六時間後の1600時に感染している事が判明したとのこと。発症していますが軽症とのことで、公邸で療養中と発表されています。現職総理大臣のCOVID-19感染は史上初となっていますが、軽症であるのは幸いといえるでしょう。

 岸田総理は今月15日に公務を収め、お盆休みの休暇に入っており22日から公務復帰を予定していましたが、感染が判明した為療養期間に入ります、早ければ今月31日にも公務に復帰する予定ですが、早速外交日程に影響が出始めています。なお、21日は全国では226名が死亡し 22万6171名が新規感染となりました。この期間に首相は療養期間に入ります。

 中東アフリカ歴訪の中止も決定しました。岸田総理は来週にも中東アフリカ歴訪を予定していて、チュニジアのチュニスにて開催されるTICADアフリカ開発会議へ出席し、続いて中東のカタールとアラブ首長国連邦を歴訪する予定でしたが、すべて取りやめが決定しました。なお、TICADアフリカ開発会議へはオンラインでの参加を模索しているとのこと。

 TICADアフリカ開発会議のほか、カタールとアラブ首長国連邦の歴訪は特に現在高騰しているLNG液化天然ガスと石油供給国である両国を訪問し首脳会談に臨む事で現在喫緊の課題となっている国内電力事情への打開策が期待されていただけに残念ですが、事情が事情である故に致し方ありません、ただ外務省は後日に延期を模索していると報道がある。

 三年ぶりの行動制限なきお盆休みと銘打った政府の行動制限解除は完全に裏目に出た構図です、行動制限なきとはいうがこれは緊急事態宣言等を示し個人の対策が呼びかけられた、しかし感染者数の際限なき増大は医療機関の多くが休日である日曜日にさえ感染者数が22万と増大したとともに、今度は感染対策の司令塔である内閣総理大臣が罹患したのだから。

 経済の正常化を期する事は大切とは思いますが、現状では自宅療養者が200万さえ想定せねばならない状況です、例えば高機能マスク着用を義務化し無症状患者の自宅療養解除なども今後は決断しなければならないような状況も考えられるのですが、これにより感染が拡大すれば分母が増え、発症患者の増大に繋がります。何らかの抑制措置が必要でしょう。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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