■自衛隊関連行事
京都に上皇猊下と上皇后陛下が巡幸され今年の葵祭は特別な気分で迎えられましたが広島にはゼレンスキー大統領がG7サミットへ出席される、そんな今週末の行事紹介です。
第3師団創設62周年千僧駐屯地創設72周年記念行事、伊丹市千僧に司令部を置き京阪神紀州地域を防衛警備管区として受け持つ第3師団の創設記念行事です。わたしは昔からこんなものかな、と思っていたのですがいろいろみていますと全国の師団行事の中ではかなり手狭な式典会場において式典から観閲行進に訓練展示まで一通りの行事を執り行います。
千僧駐屯地祭、式典会場がかなり手狭なのですが、入れる限り目一杯入場者が集まりまして、これには師団広報も驚くほどなのですが、観閲行進を真正面から見る事が出来る撮影位置や、訓練展示は榴弾砲や戦車等、空包射撃普通科部隊の突撃などを意外と近い場所から見る事が出来まして、戦車に代わって配備された16式機動戦闘車等が注目でしょう。
地域配備師団、正確には地域配備師団も機動運用へ充てられる事は2022年に決定したのですが、第3師団は今年3月に師団改編を受け、第3戦車大隊と第3偵察隊は廃止、かわって第3偵察戦闘大隊が新編されています。そして伝統的とさえいえた74式戦車は師団から2個中隊とも姿をけし、かわって16式機動戦闘車が配備、空包射撃の迫力も受け継ぐ。
第7師団創設68周年東千歳駐屯地創設69周年記念行事、師団祭もここまで違うのだ、と驚かされるものですが第3師団祭と同じ日に北海道千歳市では東千歳駐屯地祭が行われます、千僧駐屯地から阪急伊丹駅までは30分かかりませんが、東千歳駐屯地は正門から式典会場まで徒歩で30分近く掛かるという、同じ師団駐屯地でもこれほど広さがちがう。
機甲師団、こう師団司令部には大書されている通り、第7師団は戦車連隊を中心とした機甲師団という編成であり、有事の際には特にロシア軍などの重戦力の着上陸に際して、道北の第2師団、道東の第5旅団、道央道南の第11旅団が防衛線を構築し釘づけとしている状況に機動打撃力を発揮し、大量の戦車を集中投入し一気に叩き潰すのが師団のやくわり。
東千歳駐屯地祭は、実弾射撃こそ行いませんが訓練展示に参加する戦車の数は、あの富士総合火力演習よりも大きく、90式戦車や10式戦車とともに89式装甲戦闘車や73式装甲車と99式自走榴弾砲に87式自走高射機関砲が自由自在に走り回る様子は、これくらいの装備が有ればロシア軍が侵攻してきても押し返せるのかな、という力強さが伝わります。
横田基地日米友好祭2023、土曜日と日曜日に開催されます。在日米軍司令部の置かれる日米同盟の中心というべき基地であり、またアメリカの西太平洋戦略において、横浜瑞穂埠頭と相模原総合補給処とともに横田基地を結ぶ三角形は、朝鮮半島情勢や台湾海峡情勢に際し、地域安定化へ兵站支援という形で強烈に戦線を支える戦略的要衝となっています。
エアフォースワン、今年の目玉は、といいますか昨年の横田基地日米友好祭でもバイデン大統領が搭乗したエアフォースワンが日米友好祭の真っただ中に来日しまして、これは凄い事になった、と驚かされたもので、わたしもいけばよかったなあと悔しい思いをしましたが、今年もG7広島サミットに関連して、その雄姿を見る事が出来るかもしれません。
横田基地、入場に際しては国籍証明ができる身分証明書が必要となります、抽出検査の場合もありますが油断して持っていないと冗談抜きで入る事ができませんのでご注意ください、繰返しますが在日米軍司令部が置かれる基地、そしてゲートは航空自衛隊航空総隊司令部も置かれる横田基地を守るべく厳しい検査などが行われる事を、御留意下さい。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・5月21日:第7師団創設68周年東千歳駐屯地創設69周年記念行事
・5月20日・5月21日:横田基地日米友好祭2023
・5月21日:第3師団創設62周年千僧駐屯地創設72周年記念行事
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
京都に上皇猊下と上皇后陛下が巡幸され今年の葵祭は特別な気分で迎えられましたが広島にはゼレンスキー大統領がG7サミットへ出席される、そんな今週末の行事紹介です。
第3師団創設62周年千僧駐屯地創設72周年記念行事、伊丹市千僧に司令部を置き京阪神紀州地域を防衛警備管区として受け持つ第3師団の創設記念行事です。わたしは昔からこんなものかな、と思っていたのですがいろいろみていますと全国の師団行事の中ではかなり手狭な式典会場において式典から観閲行進に訓練展示まで一通りの行事を執り行います。
千僧駐屯地祭、式典会場がかなり手狭なのですが、入れる限り目一杯入場者が集まりまして、これには師団広報も驚くほどなのですが、観閲行進を真正面から見る事が出来る撮影位置や、訓練展示は榴弾砲や戦車等、空包射撃普通科部隊の突撃などを意外と近い場所から見る事が出来まして、戦車に代わって配備された16式機動戦闘車等が注目でしょう。
地域配備師団、正確には地域配備師団も機動運用へ充てられる事は2022年に決定したのですが、第3師団は今年3月に師団改編を受け、第3戦車大隊と第3偵察隊は廃止、かわって第3偵察戦闘大隊が新編されています。そして伝統的とさえいえた74式戦車は師団から2個中隊とも姿をけし、かわって16式機動戦闘車が配備、空包射撃の迫力も受け継ぐ。
第7師団創設68周年東千歳駐屯地創設69周年記念行事、師団祭もここまで違うのだ、と驚かされるものですが第3師団祭と同じ日に北海道千歳市では東千歳駐屯地祭が行われます、千僧駐屯地から阪急伊丹駅までは30分かかりませんが、東千歳駐屯地は正門から式典会場まで徒歩で30分近く掛かるという、同じ師団駐屯地でもこれほど広さがちがう。
機甲師団、こう師団司令部には大書されている通り、第7師団は戦車連隊を中心とした機甲師団という編成であり、有事の際には特にロシア軍などの重戦力の着上陸に際して、道北の第2師団、道東の第5旅団、道央道南の第11旅団が防衛線を構築し釘づけとしている状況に機動打撃力を発揮し、大量の戦車を集中投入し一気に叩き潰すのが師団のやくわり。
東千歳駐屯地祭は、実弾射撃こそ行いませんが訓練展示に参加する戦車の数は、あの富士総合火力演習よりも大きく、90式戦車や10式戦車とともに89式装甲戦闘車や73式装甲車と99式自走榴弾砲に87式自走高射機関砲が自由自在に走り回る様子は、これくらいの装備が有ればロシア軍が侵攻してきても押し返せるのかな、という力強さが伝わります。
横田基地日米友好祭2023、土曜日と日曜日に開催されます。在日米軍司令部の置かれる日米同盟の中心というべき基地であり、またアメリカの西太平洋戦略において、横浜瑞穂埠頭と相模原総合補給処とともに横田基地を結ぶ三角形は、朝鮮半島情勢や台湾海峡情勢に際し、地域安定化へ兵站支援という形で強烈に戦線を支える戦略的要衝となっています。
エアフォースワン、今年の目玉は、といいますか昨年の横田基地日米友好祭でもバイデン大統領が搭乗したエアフォースワンが日米友好祭の真っただ中に来日しまして、これは凄い事になった、と驚かされたもので、わたしもいけばよかったなあと悔しい思いをしましたが、今年もG7広島サミットに関連して、その雄姿を見る事が出来るかもしれません。
横田基地、入場に際しては国籍証明ができる身分証明書が必要となります、抽出検査の場合もありますが油断して持っていないと冗談抜きで入る事ができませんのでご注意ください、繰返しますが在日米軍司令部が置かれる基地、そしてゲートは航空自衛隊航空総隊司令部も置かれる横田基地を守るべく厳しい検査などが行われる事を、御留意下さい。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・5月21日:第7師団創設68周年東千歳駐屯地創設69周年記念行事
・5月20日・5月21日:横田基地日米友好祭2023
・5月21日:第3師団創設62周年千僧駐屯地創設72周年記念行事
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関