イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

気になる傘!

2009-10-07 | 第十章「今ここでの恩寵」

 昨日は、ユースフルライフ研究所の「生き甲斐の心理学」勉強会に参加するため、電車を乗り継いで腰越に行った。台風の影響で、朝から結構雨が降っていた。

 電車の乗り継ぎのために、駅を出て傘をさして大勢の人と歩いていると、青年が傘をささず前を歩いているのが気になった。見ると白いビニール傘をささずに手に持っている。春雨じゃ濡れて行こうには、ちょっと降り過ぎのようである。何か事情があり、傘を濡れさせたくないのであろうか。

 しばらく歩いていると、今度は子供を抱きかかえた御母さんが傘をささずにこちらに向かって歩いてこられる。見ると、子供さんはブルーのビニールの雨合羽を着ていて、御母さんが両手でしっかり抱きかかえている。余分な荷物を持たない(持てない)様子であった。母は強い。

 腰越に着くと、勉強会まで少し時間があったので、海岸に出てみた。台風の余波もあり、波も高い。そして、海岸に何故かオレンジの傘が置き忘れて放置されていた。

 雨が降れば、当然傘をさすという、自分の自己概念がある。それが、巷の世界では傘をささない人、させない人の存在や、不思議に放置された傘に、ちょっとした違和感(驚き)を感じさせるのだろう。生き甲斐の心理学やカウンセリングの理論の一つ、理想と現実のギャップで感情が湧くというものである。

 そして、のんびりと様々に解釈をしている中で、感情は変化していく。

 しかし、何故今日は傘に関心が向くのだろうか。自分の生き甲斐と傘と関係はあるのだろうか?遠い幼い頃の思い出とも関係しそうでもある。雨の多かったアラスカ・シトカ。

 雨の日は傘のことでも考えようか・・・

(感情から考える 3/8)

人気blogランキングへ <- 1クリックで燃えます!感謝しています。