イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

こころを伝えたい!

2009-10-27 | 第一章「意識と知覚」

 言葉は不思議である。いつの間にか学んで、使えるようになる。特に日本語文法を幼いころに勉強したのではないが、日本語が使える。

 自分の口に出す言葉。口には出さないが確実に心の中で意識した言葉。

 ロジックを綿密に考えてから発する言葉(実感がなかったり)。関心を呼ばないステレオタイプの言葉。こころの流れの中で、自然に流れるように湧き起こる言葉(本音の含有率が高い)。こころの流れと言葉が同期しているとイキイキしてくるようだ。

 第4番目の尺度は、「自己の伝達」である。伝達が欠けている状態を(底)、豊な自意識を望むがままに(状況を考えて本音をストレートに表現しないということもある)伝達できるのが(高)である。

 家庭でも仕事場でも、こころに沁み入る言葉を聴くこともあるし、語ることもあるだろう。あるいは、打てば響くように、ちょっとしたことに素早く反応できる方もいる(高なのであろう)。

 20歳台で会社に入り、初めてセールスに出たころ、尊敬している上司に「今日は挨拶回りに行ってきました。」と言った時。即座に「挨拶ではないだろう、営業に行くのがあなたの仕事だよ。」と、優しく注意された。逃げている自分を、きっと感じて素直な感想を述べられたと思う。身にしみた言葉であった。

 さて、相手にうまく伝達するのは、結構修行が必要かもしれない。暖かいユーモアやタイミングも必要かもしれない。さらに、自分の力というよりも、不思議なサムシングで伝達が成功することも。

(イキイキ度 5/8)

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