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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

五感と感情をもっと楽しもう!(心の柔軟体操 8/10)

2012-06-10 | 第二章「五感と体感」

 先日の台湾旅行は3泊4日の旅であったが、二日目の台北市内観光を除いてフリーであった。ガイドブックを買い求め、いろいろ検討したが、行ってから決めようというスタンスであった。初日は大伯父さんの墓参りと淡水見物。二日目は市内観光の後に、天気も回復してきたので台北101に夕方に見学。そして三日目は市内観光で余りに何も見られなかった故宮博物館に長時間見学した。4日目は出発時には考えていなかった動物園(東洋一の規模であることを当地で知った)。

 ほどほどにハプニングもあったが、それも楽しみを深めたようで貴重な旅となった。中でも、台湾でお茶にであったことで、今でもお茶を楽しむようになってしまった。

 故宮博物館で、4階の食堂(喫茶も昼食も)でお茶と出会ったのだ。博物館4階の食堂は、館内案内には載っているものの、どう行けばいいか謎だった。長時間の見学で足も痛くなったころ、あるはずの4階に行こうとしたが、乗るエレベータが4階に通じていない。そしてやっと一階のある一つのエレベータからたどり着けた。なかなか行けないだけに人は少なく、そこで頂いたお菓子とジャスミン茶は格別だった。眼で世界の至宝を愛で、ゆっくりとお茶とお菓子で五感を楽しむ。

 日常は、防衛機制を張り巡らし五感も感情(アントニオ・R.ダマシオによると感情も知覚)をいつも大切にしているとは言えない。しかしその中にあっても五感や感情を大切にするひと時は大事。戦国時代の武将が茶を愛したりするのも意味がある。

 何が起こっても、風の中の柳のように対応できるのが自然体だと思うが、五感と感情を意識する時間を日々の生活の中に持ちたいものだ。

 心の柔軟体操 8/10

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