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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

自分が求めていることを明確に言えるだろうか?(愛ある問いかけ ② 4/10 )

2014-01-12 | 第十章「今ここでの恩寵」

 私の散歩コースの一つ、大栗川流域は昭和40年代くらいまで、蛇行する川で、数年ごとに氾濫し、多大な被害があったそうである。それが、浚渫工事等のおかげで最近は氾濫することは全く無くなったようだ(今後もそうであることを願うが)。
 
 恩師のU先生からよく聴く、ヒンズー教の教え「人は考えたとおりの人間になる」ではないが、社会も個々人の夢とか願いがとても大事で、それによって多くの問題が解決されてきたのだと思う。
  
 さて、「自分は求めていることを明確に言えるだろうか?」、と今日は考えてみた。

 これに類するが全く異なる質問に、「与えられていないことは?」がある。

 前者の質問は、主体的な問いかけだが、後者の質問は受身的な問いかけだ。そして、前者のように自問自答して、自分の主体的な行動が見えてくる時、本質的に何かが変わり出す。

 一昔前の大栗川で妄想すると、田畑の洪水の補償の多可で不満を言い合うより、川の治水工事を推進する活動のが大切なのだろう。他人に変な期待をするより自ら動くことが、いつの世も大事なのだ。
 
 この「自分は求めていることを明確に言えるだろうか?」の派生的な自問自答には、
「自分の生涯を賭けていることを一言で言えるか?」もあるだろう。悔いのない人生を送る上で大事な問いかけだと思う。

 愛ある問いかけ ② 4/10      

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