田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

世間様には申しわけないが 不安定な天候で虹を見る

2010年12月03日 | 日記

12月3日(金)  濃霧   雨・晴・雨の繰り返し 夕方には 雷が鳴る

 朝には雨は降っていなかったが濃霧で始まった。不安定な気流なのか霧が流れては再び濃くなり集落を飲み込む。

やがて雨が降り出したと思ったら、強い風が吹き出した。 

 風と雨でガラスに沢山の水滴が付き、それを通して見る景色はいつもより一段と美しく見えた。白樺もムラサキシキブも落葉する木の葉は全て散ってしまい。裏山の木が放つ葉が風に流され、小鳥のように集団で南東に飛んでいくのが見えた。

     

激しく雨が吹き付けていたかと思うと急に陽射しがでた。昼前なのに太陽は真南を越えて、虹を北東の東よりに薄く表した。流れる雲に太陽の光線が遮断されると虹も消え、再び濃くなる。我が家は西と北に山があるので強い風が直接当たることはない。虹を見るのは久しぶりだが荒れ模様の強い風には被害が出ないことを願う。 

昼過ぎに二日前に頼んだナショナルの技術者から電話が入った。近くまできていているが道が分からないと云う。田舎の道、ナビでも「圏外です」と表示される。電話で案内をしながら数分で車が見えるところまで来た。

家に入るときには再び雨が激しく降り出している。当の修理は温度センサーだろうと云いながら、ビルトインオーブンを引っ張り出して分解を始めた。この手の機種はスコブル手間がかかると云いながらも手際よく裏側の基盤が見えるところまで部品を外した。テスターでコンデンサー(らしき物)をチェックしながら、小さなパーツを交換した。現状ではこのセンサーしか思い当たらないと云う。再び閉じられて元の場所に納められた。この間約二時間くらいだろうか?長野から修理に来ているという東京ではあまり問題にしなかった出張費が結構費用がかさむが、これも好きこのんで移り住んだこと納得しなくてはならない。

夕方にはもう一件修理を頼んでいた業者から電話が入った。これはキッチンの扉のスライド式丁番が壊れたのを直すことだった。てっきりヤマハの技術者が来るのかと思っていたが、地元上田からだと云う。丁番を交換するかと思ったら、交換した古いパーツがあるからこれでも良いかと云う。新品の丁番は思いの外高額だと言う。使える物はなるべく使いましょうとエコ度の高い業者なのには驚いた。ものの30分程度で一年以上のイライラが解消できたことは素晴らしい。

外は雨が止んでいるようだが相変わらず風が強い。Argoは我が家に来たときに入っていたケージに時々入る。

故郷のように落ち着くのだろうか。

コメント (4)
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