12月17日(金) 晴れ 快晴 夕方には急に空気が冷たくなる。
このところ朝の寒さは一段と真冬に近づいている。冬の日課ともなっている朝の作業はストーブにマキを入れること。昨夜も遅くまで起きていて寝る前にマキを入れたのは4時間くらい前、赤々と燃えている薪が残っていた。
朝靄が徐々に薄くなり遠くの景色をぼんやり見せる。農作業が終わり植木など、定した枝でも燃やしているのだろ。真っすぐに立ち昇る煙が、カメラを構えるとフッと一吹きされたように動いた。
午前中は昨夜の会議の記録をまとめたり、提示したパンフのナオシをした。パソコンでの作業は思わぬ落とし穴があり、自分では直したつもりが印刷してみると前のままだったりする。それを人に見てもらう前にしっかりと見なおせばよいのだが、相変わらずのボケを踏むことになる。
朝から出かけているM、ピアノの上を見ると新聞紙で作ったオブジェがあった。Argoは今このように紙を丸めたものにスゴク興味をもっている。彼女がなぜトンボを作ったのかは定かでない ・ ・ ・
夕方前の浅間山は冠雪した雪も縦縞となり、僅かに噴煙を見せている。次に雪を冠ると3度目となるので、ここ立科の里にも降れば、根雪になるのだろう。
全く音がない静かな夕景色、この姿が好きだ。浅間を囲む空気がどこからともなく紅に染まる。
活火山ながら静かに薄暮に溶け込む前は、初々しさと優しさを感じさせ、何時の日か定かでないが、昔を蘇らせてくれた。