田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

久しぶりの薪材の運び込み  力仕事は性に合っているようだ

2011年03月26日 | 日記

平成23年3月26日(土)  夜半の雪  冷たい風 雲に覆われた薄日 寒い

一週間前の電話で「リンゴの太い枝の剪定が終わったので取りに来てくれ」と町内のブランドリンゴ『五輪久保』のYさんが云ってきた。PCに向かう作業も一段落したので、朝から薪材運びを予定したが、朝になって外を見ると一面の雪景色だった。昨夜来の雪も止んで彼我で始めたので、午後からりんご園に向かった。

いつもの貯木場 ・ ・ ・ 剪定した枝を集めてある場所を俺が勝手に呼んでいるだけだが、軽トラ4杯分もありそうだ。俺が積み始めるとYさんが来て、話し込んでしまったが、今年は天候が不順だと云う。リンゴの花もいつもより遅いかもしれない、温暖化ではない逆の方に向いているのが正しいのではとも云っていた。

太い樹は下の方に積み腕の太さくらいのものを、上に積み上げる。リンゴの樹はまっすぐに伸びるのでなくねじれたりうねったりしているので、細い木を積むと高さほど重さはない。ねじ曲がった樹を積んだ後にロープをかけるのだが、「万力」と言う縛り方をする。これを覚えると便利なのもので、少ない力でしっかりと荷台に固定できる。

荷台脇に付いているフックにロープを欠けるのだが、不揃いの樹の長さで、縛りたい場所にフックが無いときには二つのフックにロープを欠けて三角形にして縛る方法がある。これはちょっとした工夫だが、この『マンリキ』を使わない今時の運送屋さんは知らないと云う。今はトラックも箱形が多く、荷物を止めるのは箱の壁にフックで止めるようになっている。

俺は学生時代にアルバイトで知った技だが、今になって知っていることがこれほど便利に活用できるとは思わなかった。

今日のところは三往復をして5時半を過ぎてしまった。高く積み上げたの薪材をこんどはチェンソーで切らなくてはならない。5月の末までには切って割る作業を終えたいと思ってるが ・ ・ ・ 

昨年は全ての樹を切って薪材にしたのは11月になってしまっただろうか?何はともかく身体を動かし、冷たい風の中でも汗をかく程に仕事をした。明日の筋肉通は承知の上だが、力仕事は気分が良い。

コメント (2)
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