3月27日(日) 快晴 時間の経過と共に雲が広がる 冷たい風
昨日今日と冷たい朝を迎えた。気温が下がると浅間山は元気になる。噴火の恐ろしさを知らない俺としては日々、高見の見物と申し訳ない程の眺めだ。
9時集合と云うハム作り、一週間前に豚肉のブロックに塩を擦り込み、寝かせてから軽く塩出しをしてピックル液に漬け込んだ。そういう俺は塩をスリコム作業までで、その後の作業はベテラン燻煙家のI氏の手による。
今朝の作業は塩出しをしてからの作業となった
《水道の流水で2時間の塩出し》
《晒しに巻いて両端を絞り上げて、更にたこ糸で形を整える》
簡単な作業のようだが、晒しに巻いた後が豚の抵抗なのか難しい。慎重にたこ糸と巻き付けながら引っ張るのだが、豚の怨念か俺の手に糸が食いこむようになる、巻きの力を弱めるとハムの形が真っ直ぐにならいようだ。手元の怪しさを意識しながら作業を終えた。
全ての作業を終えてからラップで包み冷蔵庫の中へ治められた。ハムを口にするときは旨いとだけ感じていたが、なにか愛おしさを感じるようになった。このあとは火曜日に朝から6時間燻すというので、これまた究極の楽しみが味わえそうだ。