7月23日(木) 雨 曇天 雨 雲がきれて 雨水が溢れる
朝飯を終えて 配り物の支度を調えると雨 濡れても良いと思うと一層激しく降る
配り物は後まわしに 雨に目を向けると 近くで果樹の鳥追いが揺れる
猛禽類を模した凧だが この大雨の中でも 見廻りを怠らない
激しさは僅かな時間 やがてガラスを這い上がる輩
何の迷いか 登っては降りる アオガエル
雨がやんだところで しばし 庭を一廻り
庭の外れで目にする赤い実 草の実か 木の実?
近づくと ニワウメ? ニワザクラ? 実が付くのはドッチ?
打たれた雨をレンズのように溜めて 雨粒の美しさに見とれる
その先の ハマナスの実はまだ赤さがたりず 花弁でしっかり雨粒を溜める
草影で雨を凌いだのか バッタも涙のように雨粒を受けている
ミドリバッタはミカドフキバッタ 茶黒バッタはトノサマバッタ
トリビトシラズのバッタの名前 彼等も皆雨に打たれた
庭を一巡すれば昼飯 メシマチ アルゴは家犬
コロナマスクもせず 安寧に一日を過ごす