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1年で上へ4

2016-11-24 00:01:47 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクト(事例紹介)コラムです。
 まずは清水さん、J1自動昇格おめでとうございます。1年でのJ1復帰という事で、来季はJ1で大いに暴れて下さい。1年で戻れるかどうかが、たまたま降格したJ1常連チームなのか、エレベータークラブ化するのかの分水嶺だったと思います。振り返ると、J1柏を筆頭にガンバさん、大宮さんなどJ1復帰後は大暴れしています。オリジナル10である清水さんが、今季J2でどうフィニッシュしたのか、いくつかコラムが出ていたので順番に紹介させていただきます。まずはWeb Sportivaのコラムから。抜粋して紹介。
   
【清水エスパルスが危機的状況からJ1昇格を果たした「大逆転」の真相:Web Sportiva】
 凄まじい追い上げを見せてJ1復帰を決めたJ2清水。シーズン終盤、怒涛の快進撃で奇跡的な逆転昇格を達成したが、その道のりは苦悩の連続。開幕4戦までの成績は、1勝2分け1敗で11位と大きく出遅れ。その後もなかなか波に乗れずに窮地に追い込まれたが、そのチームの強い危機感が徐々に追い風に。
 初の連敗後、練習後のピッチ上で選手だけの青空ミーティングを実施。その直後の群馬戦でJ2タイ記録となる8得点で大勝。守備でも9戦ぶりに無失点で抑えて、下を向きかけていた選手たちに自信が復活。息を吹き返したチームは、もはやそう簡単には崩れないチームに。第17節に得点トップの大前選手が負傷長期離脱したが、穴埋めを期待された若手選手が奮起。若い3人のサブ組が、練習から熾烈なポジション争いを展開。新たに生まれた競争意識がチームを活気づけ、さらなる上昇ムードに。更に鄭大世も果敢な攻撃スタイルに変貌して得点を量産。
 終盤戦でその破壊力は一層増大。J2タイ記録となる7試合連続ゴール、大前選手との5戦連続のアベック弾まで披露。26得点でJ2得点王を獲得。アシスト数もチームトップの10を記録するなど、まさしくチームの快進撃を支え、J1昇格の最大の立役者。鄭・大前2トップの今季の得点はトータル44点。J2クラブ中8クラブの総得点に相当。チーム全体の総得点は85点もJ2リーグトップ。続くJ2札幌(65得点)とは20点もの差をつけ、断トツの得点力が昇格の原動力となったのは明らか。
Web Sportiva該当記事:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/11/22/___split_26/index.php

 確かに2トップすごかったですね。岡山戦でも岡山サポから「反則でしょ」とため息が出るほどにやられた印象でした。昨季日立台でJ1柏と対戦した印象は、「すぐにJ1に戻ってこれるのかな」と心配するくらいに意気消沈していましたが、このコラムを読むと、大前選手の離脱で、高い能力を出し切れるようになったのですね。次は、これで4つのクラブをJ1へ昇格させ昇格請負人の小林監督についてのフットボールチャンネルのコラムです。以下、抜粋して紹介。
       
【清水・小林伸二監督が成就させた青写真。昇格請負人の面目躍如。怒涛の9連勝でJ1復帰:フットボールチャンネル】
〔エスパルス再建を託されたJ1昇格請負人〕
 これまで小林監督がJ1に昇格されたのは、大分('02)、山形('08)、徳島('13)の3クラブだが、この3クラブは、いずれも初めてのJ1昇格。対して清水は日本有数のサッカーどころのオリジナル10の名門のJ1復帰という使命。1年で復帰を果たさなければ、返り咲く確率が一気に低下。鄭選手が「崩壊している」と言わしめた昨季の清水を、いかにまとめあげて、なおかつ本来備わっていた力を発揮させるか。根気と時間を要するタスクのテーマを、指揮官は 「個人をグループに、組織にする」と設定。
〔開幕直後の苦しみ。スタートダッシュには失敗〕
 開幕直後は、左足小指の先端部分を骨折した鄭選手の負傷欠場が響き、大切なスタートダッシュでつまずき。リーグ戦の1/3の14試合を終えた段階で10位。得点17に対して失点14となかなかエンジンがかからなかったチーム。「苦しい時期にぶれることなく、応援してくれたサポーターに感謝。後半戦はだんだんとそういうものに応えよう、感謝しようという雰囲気になった。徐々に力をつけて最終ラインから丁寧に、個人がグループになってボールを運べるようになり、前線に足元と裏を狙える選手が出てきたことで、ゴールを奪えるようになったと思う」と小林監督。
〔怒涛の追い上げ。9連勝フィニッシュで2位に食い込む〕
 チームの誰しもがC大阪戦を「最大のターニングポイント」と位置づけ。その試合を含めた最後の9試合で全勝。怒涛の追い上げで最終的には勝ち点84で松本山雅に並び、得失点差で大きく引き離してJ1へ自動昇格できる2位でフィニッシュ。 
〔「今日の想いというものをいつまでも忘れずに」(小林伸二監督)〕
 開幕前に小林監督は、「まず負けないために失点を試合数以下、得点を試合数の1.5倍から2倍の数字に求め、その結果として試合数の倍の勝ち点を得られれば自動昇格できる」という青写真を描き、結果はすべて達成させたうえで、最大の目標を成就。シーズン終盤に右肩上がりに転じる軌跡は過去に昇格させた3チームよりも、J1で優勝争いを演じた'05年のC大阪時代を彷彿。最終ラインの堅守と攻撃力がかみ合った構図は、カテゴリーこそ違うものの、今シーズンのJ2清水とダブる印象。
 我慢強く、地道にチームを作り上げていく、いぶし銀の渋さを漂わせる名将は「今日の想いというものをいつまでも忘れずに、J1から降格しないように、しっかりと準備をしていければ。技術と試合状況を見ながら判断していく力を、もっと磨かいていかないといけない」とコメント。
フットボールチャンネル該当記事:http://www.footballchannel.jp/2016/11/22/post186436/
   
 そうでしたか、清水さんの監督は、昇格請負人の小林監督だったですね。こうして実績を見ると、確かにその実力がよくわかりますね。当ブログとしては、昇格請負人は石さんこと石崎監督のイメージが強いですが、石さんは今季で山形さんを辞めましたね。次はどこの監督になるんだろうか。当ブログでは何年も前から、J2岡山のJ1昇格はこうした昇格請負人の監督さんに上げてもらうイメージがずっとついていました。長澤さんがダメだったら、こうした請負人さんに託してはいかがでしょうか。ただし、クラブの中身もJ1のスタンダードに完全に合致する内容に成長している事を希望していますが。と、そういえば前の影山さんは、来季から新潟さんの監督に就任されるとか。ビックリです。
 あと、ネットを見ていたら、勝ちロコ」の記事が出ていました。スペースの都合で掲載を省略しましたが、なかなか面白かったです。という事で清水さん、来季J1で頑張って下さい。くれぐれも1年でまたJ2に戻って来ないように。
J2清水関連⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161111
  〃     ⑥:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151021
  〃     ⑤http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140214
  〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120122

  〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100715  
  〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090707  
  〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081020 

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