リスペクトコラムです。
というかご提案記事です。この度、トライフープ岡山に後援会ができる事になりました。言い出しっぺ(妄想ですいません)と勝手に思っている当ブログも早速入会させていただきました。後援会長?の岡山マツダさんの担当部署のHさんから「今後の流れにつきましては準備ができ次第お知らせさせていただきます。少々お待ちいただけますと幸いです。」とご丁寧な返信をいただきました。またのご連絡が楽しみです。
きっと後援会関係の方も観ていただき、情報共有できると信じて、記事にまとめてみました。ただ、当ブログの主観もあると思うので、役に立つ部分だけリスペクトしていただいたら幸いです。
【今回のトライフープ岡山後援会の発足告知内容の中で、気になる部分】
①応援団は後援会員限定なのか
そこで線を引いてしまうと、応援団に参加するのには1万円必要という事になり、敷居が高くなってしまう。応援団自体の運営や支援を後援会が行い、応援団メンバーは敷居を低くして自由に参集したらと思います。
②チームのボランティア組織を傘下に
ボランティア組織は単独運営が理想。バスケ以外にも活動の範囲が広がり、付加価値が高まると思います。参加メンバーの不足は後援会が動いてくれます。クラブ直轄よりも広がりが大きいと思います。
③支部会の結成支援
一般的に後援会組織には「地域支部」と「職域支部」の2種類あるとされています。職域は支援企業が主体ですが、地域枠は各地域の支援者が集まって活動をされ、理想像はヒトとカネ、モノが県下から集まってくるというもの。津山や笠岡でのPR活動も支部会が積極的にやってくれます。
NIIGATA ALBIREX バスケットボール後援会では市町村ごとに32地区の地区後援会あり。信州ブレイブウォリアーズ後援会では県内で5支部と東京支部があり、それぞれが地域振興とクラブ発展のために活動されています。プロバスケットボールチーム鹿児島レブナイズ後援会にも支部会あり。
④後援会公式HPの開設
いわゆる「見える化」になります。活動報告など情報開示がきちんとされていれば、ヒトもモノも集まると思います。普段何をやっているかわからない組織だと結局支援が滞り、解散から公式FCに吸収という流れになっていくのではないでしょうか。
どこの後援会をお手本にするのか。同じ後援会でも千差万別。トライフープに適したスタイルを考え、じゃあどこがお手本になるのかという事ですね。Bリーグクラブで後援会を設置しているところをチェックしてみました。スポンサー等企業型と個人会員も含む企業・個人並立型の2種類があるようです。それぞれ地域に根を張るスタイルなのでどっちがどうとは言えません。ちょっと詳しく観てみましょう。
【Bリーグクラブ後援会の状況(ホームタウン全体の後援会が対象)】
①スポンサー等企業型(個人会員無し?)
群馬クレインサンダーズ後援会、千葉ジェッツふなばし後援会、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ関係会社バスケットボール後援会、A-xx CLUB(A千葉)、湘南ユナイテッドBC後援会
②企業・個人並立型(個人会員あり)
島根スサノオマジック後援会、広島ドラゴンフライズ後援会、佐賀バルーナーズ後援会、信州ブレイブウォリアーズ後援会、NIIGATA ALBIREX バスケットボール後援会(個人・法人の区別無し)、金沢武士団後援会
③内容:不明
仙台89ERS後援会、ブレックス後援会、三遠ネオフェニックス浜松後援会、京都ハンナリーズ後援会、大坂エヴェッサ後援会、プロバスケットボールチーム鹿児島レブナイズ後援会、バンビシャス奈良後援会、ファイブアローズ後援会
改めていろいろ観ましたが、Bクラブの中では千葉Jさんの後援会が一番理想的のようですね。企業・団体のみのようで、個人会員が無いのですが、参考になります。あとB1島根さんもいい感じで、このブログがよくわかります。あとは新潟さんもいい。各市町村に支部会を設置されており、アルビレックスグループで、サッカーなど他の競技クラブごとにしっかりした後援会組織を運営されています。あと、オフィシャルファンクラブとどう違うの?という声も出るでしょう。後援会は独立した組織で会長をもとにピラミッドの組織になっていますが、オフィシャルファンクラブは、クラブ直営で会長も誰もなく、ただ会員が所属しているだけです。
①オフィシャルファンクラブとの違い
オフィシャルファンクラブとの住み分けが大事です。例えば新潟さんのこのページに一例があります。また、信州さんにわかりやすい説明がありました。抜粋して紹介。
・応援する範囲の違い
大まかに、ファンクラブは試合を通じて「選手」や「チーム」を応援する人たちを指します。一方、後援会は「選手」や「チーム」に加えて「運営」「広報」「地域振興」など、クラブの事業・活動全てを応援/支援している団体。ボランティアチームが組織があり、後援会のメンバーで加入し、試合会場の設営、撤収作業、物販、会場案内などを行っています。他にも、街中へのバナー設置やパブリックビューイングをはじめとした、イベントの企画も後援会の大きな活動の一つです。活動を通じて、クラブへの支援と、地域の振興に寄与しています。
・特典の違い
①どうして後援会が必要なのか
B1千葉Jさんの説明文としては「船橋市及び船橋市内の企業・団体等が、これまで以上に千葉ジェッツを応援・支援していくため」とあり、島根さんの説明文には「法人様の後援会、個人会員様のブースタークラブは”車の両輪”のように無くてはならないものである。後援会の設立の最大の目的は”島根スサノオマジックを支えていただける方々の裾野を広げること”です」とありました。
②後援会の形式
Jクラブですが、J2大分では後援会に「地域支部」(市町村谷で17支部)と「職域支部」(事業所単位で16支部)の2カテゴリがあります。
③先進事例(Jリーグクラブ)
J1新潟、J1浦和、J2仙台、J2大分、J3松本
という事でBリーグの後援会についてでした。真の理想的な後援会はまだよくわかりません。それぞれの地域にふさわしいスタイルがいいと思います。「島田のマイク」で島田チェアマンに、出身である千葉Jさんの後援会の事について聞いてみてもいいかな。今回の後援会発足以降、まだ特に動きはありませんが、きっと岡山マツダさんが素晴らしい後援会を作っていかれると思うので、楽しみにしております。この記事が何かの役に立つことを希望します。
トライフープ岡山後援会関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20241108
後援会状況(Bリーグ):https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200202
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