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優勝の味86

2024-12-21 00:58:44 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 神戸さん、天皇杯優勝とJ1連覇おめでとうございます。強かったですね。これで今季2冠になったので、すいません合わせ技で1つの記事にまとめさせていただきます。もう一つすいません、FOOT×BRAINの特集記事も含めさせていただきました。武藤選手は年間MVPも受賞され、黄金時代に入った印象。今回は王者神戸さん、てんこ盛りです。
   
【天皇杯優勝のヴィッセル神戸 2季連続のタイトル奪取で「常勝軍団」としての地位は築けたか】
「11月23日、東京・国立競技場で天皇杯決勝が行なわれ、ガンバ大阪を1-0で下したヴィッセル神戸が5シーズンぶり2度目の優勝を果たした。今季J1でも現在首位に立つ神戸にとっては、まずは一冠、である。」
「神戸は30代のベテラン選手が多く、天皇杯決勝で先発した11人の平均年齢は29.4歳。控え選手を加えた18人になると、さらに上がって29.6歳という状態にある。

 前述の酒井(33歳)をはじめ、大迫勇也(34歳)、武藤嘉紀(32歳)、山口蛍(34歳)、扇原貴宏(33歳)らがチームの中心にある以上、この先、黄金期を築いていくためには新陳代謝が避けて通れない。それどころか、喫緊の課題と言ってもいいのだろう。神戸は今後、Jリーグを代表するビッグクラブになっていくのではないか。そんな期待は確かにあるが、また同時に不安もある。」

 

天皇杯優勝のヴィッセル神戸 2季連続のタイトル奪取で「常勝軍団」としての地位は築けたか

 11月23日、東京・国立競技場で天皇杯決勝が行なわれ、ガンバ大阪を1-0で下したヴィッセル神戸が5シーズンぶり2度目の優勝を果たした。 今季J1でも現在首位に立つ神...

集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 
 

ヴィッセル神戸 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会優勝記念 特設サイト

ヴィッセル神戸は2019年シーズン以来2度目となる天皇杯制覇を成し遂げました。この優勝までの軌跡を写真と動画で振り返り、優勝記念グッズをご紹介いたします。

ヴィッセル神戸オフィシャルサイト

 

 まずは天皇杯優勝ですね。今季勢いがあったガンバさんですが、神戸さんは更に勢いがあり、うっちゃった印象。それにしても平均年齢がほぼ30歳。普通そういう状態だと、世代交代ができていない、次に続く選手を育成できていないからと結果が出ず、選手の入れ替えも時間がかかって成績が伸びないという事例を数多く見てきましたが、神戸さんは違った。またポドルスキー選手など外国人レジェンド選手がいた頃は上手く行っていませんでしたが、今のチームは日本人のレジェンド選手が中心。本当に上手く運営されましたね。まぁ神戸さんのレジェンド勢は元々能力が高い選手ばかりなので、戦力も安定しているのでしょう。
   
【ヴィッセル神戸がJ1連覇 天皇杯との2冠を達成】
「サッカーJ1は、8日最終節が行われ、首位のヴィッセル神戸が湘南ベルマーレに3対0で勝って2年連続2回目の優勝を果たし、天皇杯との2冠を達成しました。」
〔“再現性+変化”で頂点〕
「ヴィッセル神戸は吉田孝行監督のもとわずか2年半でクラブ史上最高の成績を成し遂げました。背景には、監督が追求してきた戦術の“再現性”と新戦力がもたらした“変化”がありました。
 2022年のシーズン途中に就任した吉田監督が採用してきた戦術は、▼敵陣の高い位置から守備でプレッシャーをかけ、ボールを奪ってカウンターを仕掛ける攻撃や、▼大迫勇也選手などキープ力のある前線の選手にロングボールを供給する攻撃など比較的シンプルです。
 近年、強豪チームでも多く採用されるパスを多用し、ボールを保持しながら相手を崩す戦術とは異なります。このシンプルな戦術を徹底し、高いクオリティーで“再現”できるようにすることで今シーズンも多くのチャンスと得点を生み出し勝利を重ねました。
 攻撃陣では、吉田監督の就任時から所属する▽武藤選手が13得点、▽大迫選手が11得点をマークし強力な攻撃パターンでゴールを決めていきました。その一方で、今シーズンは相手に戦術が研究されたことに加えて、シーズン中盤に攻守の要・山口蛍選手とディフェンダーの酒井高徳選手がけがで長期離脱し、失点が増加しました。
 そうした影響もあって11試合を残して5位となり、連覇へ厳しい状況でした。(その後戦術に変化が生まれたことで相手は守備の的を絞りづらくなりよりゴールにつながる攻撃が決まりやすくなる好循環が生まれた)」

 

ヴィッセル神戸がJ1連覇 天皇杯との2冠を達成|NHK 関西のニュース

【NHK】サッカーJ1は、8日最終節が行われ、首位のヴィッセル神戸が湘南ベルマーレに3対0で勝って2年連続2回目の優勝を果たし、天皇杯との2冠を達成…

NHK NEWS WEB

 

 そしてJ1連覇。吉田監督が追求してきた戦術の“再現性”と新戦力がもたらした“変化”があったとありました。シンプルな戦術で、敵陣の高い位置から守備でプレッシャーをかけ、ボールを奪ってカウンターを仕掛ける攻撃って、地元岡山とよく似ているなぁという印象を持ちました。いろいろ読むと、ポゼッションサッカーからこのカウンターサッカーへ、各チームで導入して結果を出している動きがあると聞きました。神戸さんは今季は戦術を研究されて失点が増えたとありますが、岡山も同じ戦術は来季のJ1ではそういう結果になるかもしれませんね。
 来年は阪神・淡路の震災から30年の節目の年になるのですね。でもあるので、3連覇目指して頑張って欲しいです。それにしても平均年齢が高いけどよくされています。それらの力を上手く引き出して結果を出しているのはやはり吉田監督の手腕なのかと。また別の角度から見たコラムもありました。

      
【神戸、親会社楽天の強み生かす データ活用でJ1連覇】
「J1で2連覇を果たした神戸はチーム強化にデータを積極利用した。IT企業である親会社の楽天グループの強みを生かしたもので、神戸の千布勇気社長(39)は『組織を効率的に運営するノウハウはサッカー界でも使える。最後は人がやることだが、定量化(数値化)することで客観的な材料を得られた』と語る。
 他分野で成長のヒントになる数字データを提供するのは『データプラットフォーム部』。2019年に三木谷浩史会長の発案で前身が発足した。現在は楽天からの出向職員や筑波大でスポーツデータを学ぶ学生らで運営する。
 J1以外の大会との過密日程だった今季は、選手の体調管理で数字が生きた。筋肉量や体脂肪などの体組成データの蓄積があり、変化はすぐに分かる。尿から水分量、血液からは筋肉の疲労度を測り、選手の主観を合わせて状態を判断。故障を予防し、選手を入れ替える下地とした。
 スカウトや選手評価では外部のプレー計測値も利用し、現有戦力と獲得候補との比較が容易に。専門家の感覚が重視される分野で可視化が進み、補強の成功につなげた。」

 

神戸、親会社楽天の強み生かす データ活用でJ1連覇 | 共同通信

サッカーのJ1で2連覇を果たした神戸はチーム強化にデータを積極利用した。IT企業である親会社の楽天グ...

共同通信

 

 うーむ、神戸さんは実はデータサッカーだったのですね。川崎さん、ガンバさんなどそういう企業が親企業のクラブはこういう所が大きな強みになるようです。この取り組みはよく売上増加や来場客管理では見ましたが、神戸さんは組織運営ですね。具体的なところでは選手の体調管理や選手評価等でも発揮され、選手補強の成功につながったとか。他のクラブもうらやましい事でしょう。地元岡山にもアナリストさんが活躍されていますが、それを大きく上回るレベルで、ここでもJ1との差を感じました。
   
【今季のJリーグは「持ったら負け」。ヴィッセル神戸の連覇が示す、戦術トレンドと未来予測】

〔ポジショナルプレーの普及がもたらした変化〕
 J1は『ボールを持ったら負け』のリーグになっています。ボール保持率の高い5チームは横浜FM、新潟、浦和、川崎F、札幌です。」
「神戸は保持率50.2%で9番目、広島は49%で10番目。保持率の高さでいうとリーグのちょうど真ん中あたりですね。町田はさらに低くて18番目、少ない方から3番目でした。川崎Fか横浜FMが優勝していた2年前までは保持率の高いチームが優位でしたが、その傾向が変わってきているんですね。」

 

2024シーズンのJリーグは「持ったら負け」。ヴィッセル神戸の連覇が示す、戦術トレンドと未来予測 - footballista | フットボリスタ

新・戦術リストランテ VOL.46 footballista創刊時から続く名物連載がWEBへ移籍。マエストロ・

footballista | フットボリスタ - 日本サッカーの成長を加速させるためにできることは何なのか? 『footballista』(フットボリスタ)は世界におけるピッチ内外の最新トレンドや日本国内での興味深いチャレンジを、WEBのサブスクリプション(有料会員)サービスと雑誌を通して深く伝えるサッカー専門メディアです。

 
 

ヴィッセル神戸 明治安田J1リーグ連覇記念 特設サイト

ヴィッセル神戸はクラブ創設30周年の記念すべきシーズンに明治安田J1リーグ2連覇を達成しました!連覇までの軌跡を写真と動画で振り返り、記念グッズをご紹介いたします。

ヴィッセル神戸オフィシャルサイト

 

 上の記事でもありましたが、今のサッカーのトレンドはポゼッションではなく、カウンターのようですね。確かにポゼッションサッカーで席巻してきたマリノスさん、浦和さん、川崎さんは成績が高くない、元々そういうサッカーの柏は残留争い、札幌さんは降格か、わかりやすい結果ですね。
 そして、先日のFOOT×BRAINでの当ブログ好みの情報が大集合の回。ここで出させていただきたいと思います。5クラブの情報が出てきましたが、順番にリスペクトしていって、最後の第5弾になります。
   
【廃棄せずにグッズになったモノ】
Q:神戸の新たなグッズとして販売しているもの。実は誰もが目にした事のあるアレを廃棄せずにファンへと還元している。果たして何を廃棄せずグッズにしてしまったのか?
A(ヴィッセル神戸 パートナーシップ部・椋木聖智(椋)):廃棄される広告を、もったいないよねという事でファンの方達に購入をいただいているという事があります。
   
 正解は電車内の広告を廃棄せずにグッズにして販売。さらにこのグッズは環境問題の解決だけでなく、グッズでヴィッセル神戸が強くなるというのはどういう事なのか。
椋:こちらの今買っていただいている売上は、すべてユース生とか子ども達に使って下さいというところで寄付をいただいている。
 そう、売上のすべてをアカデミーの道具や遠征費に使い、クラブの強化につなげている。
椋:率先して環境のためにやっているから応援して下さいというよりも、楽しいことをやって参加しませんか? それがチームにも環境にも繋がりますよという形でやらせていただいている。

 

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ヴィッセル神戸に関する最新情報をご覧いただけます。

ヴィッセル神戸オフィシャルサイト

 

 今回はちょっと短かったですが、いい取り組みでした。1つにまとめてすいません。それだけいい情報が多いという事ですか。神戸さんはこれからも3連覇に向けて頑張っていかれる事でしょう。個人的には阪神・淡路大震災の時の地域貢献活動を思い出します。あの時は本当に頑張っておられました。あの時のクラブがあるからこそ、今の栄光があるのでしょう。また、ダイエーさんが親会社だった、経営危機の時も思い出します。あの時の苦しい経験があるからこそ、光輝く今があると思います。これからもその光を失わないで欲しいですね。
J1神戸関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  / 
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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