「古本を読む」というシリーズのエッセイを見つけた。とはいってもそれはたったの7回にすぎないが。
こういったシリーズで文章を書いたことは他にも「ドイツ語圏世界の科学者」というシリーズもある。これもあまり回数は多くなくて、18回で尻切れトンボになった。こちらは N さんという方が、愛媛ドイツ会という小さな団体を組織して、Zeitung der Deutsche Gruppe in Ehimeという少数ページのコピーのパンフレットを発行し始めたときに、ドイツ人の R 氏がなにか書きませんかと言われて書き始めた。
ドイツ語の先生で大学に在職中に亡くなったある方から文章が上手ですねと褒められた(?)が確かに短い文章ではあるが、何回も推敲した覚えがある。第1回はオットー・ハーンで始まり、第18回のシュレディンガーで終わった。
これはたぶんZeitung der Deutsche Gruppe in Ehimeというサーキュラーが発行されなくなったので、連載が中止と自然になった。最後のシュレディンガーはたぶん掲載されなかったと思う。
それでその連載の全部を『燧』という今治総合文化研究所という物々しい名前のところから出されていた雑誌に全文一挙に掲載した。19ページにわたるエッセイであった。
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