ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)の紅葉と果実 2008-11-24 | 動物 柏の葉公園のナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)の紅葉が始まり、特徴のある白い果実が見え始めた。足元には折れた枝や青や白い果実が沢山落ちていたが、野鳥の仕業らしい。シジュウカラやヒヨドリが集まってきて実をついばんでいた。撮影2008年11月21日午後2時半ころトウダイグサ科 シラキ属画像クリックで拡大します ↓ 紅葉が始まったナンキンハゼの大きな木と太い幹 ↓ ナンキンハゼの実と葉 ↓ ナンキンハゼの堅い若い実 ↓ 褐色に熟して裂開し、3個の種子を出したナンキンハゼの果実。果皮はひとりでに落ちるが種子は中軸についたまま残っていることが多い。 ↓ 赤・黄・緑・ブドウ色に色づき始めたナンキンハゼの葉 メモ・中国原産、各地に植栽されている。・落葉高木、高さ15m、直径35cmほどになる。・花は、7月に枝先に長さ6~18cmの総状花序だし、黄色の小さな花を多数つける。花序の上部に多数の雄花、基部に0~数個の雌花がつく。・果実は果。3稜のある扁球形で直径葯1.5cm。10~11月に褐色に熟して裂開し3個の種子を出す。・庭木・公園樹・街路樹に使用。・かつては、種子からロウや油をとった。種子は有毒。・名前は中国原産で、秋に紅葉し、ロウをとったことによる。 山と渓谷社ハンディ図鑑「樹に咲く花」より