アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)の並木

2008-11-29 | 動物

警察署の前の通りがナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)の並木だったことに、最近気がついた。国道の入り口にあたる道路で、交通量が非常に多い。また、大きくカーブしているので、木によっては、かなり風当たりが違う。いろいろな条件がからんだのだと思うが、青い葉が茂っている木、紅葉真っ盛りの木、完全に葉が落ちてしまった木があり、不思議な並木通りになっていた。
撮影2008年11月28日午後3時半ころ
トウダイグサ科 シラキ属
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手前は青い葉、通りの左側には葉が落ちた木、
右側には黄・紅葉のナンキンハゼのある並木

紅葉真っ盛りの木と、幹だけになったナンキンハゼの木

黄・紅葉真っ盛りのナンキンハゼ

幹も美しいナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)

警察署入り口のナンキンハゼ

メモ

・中国原産、各地に植栽されている。
・落葉高木、高さ15m、直径35cmほどになる。
・花は、7月に枝先に長さ6~18cmの総状花序だし、黄色の小さな花を多数つける。花序の上部に多数の雄花、基部に0~数個の雌花がつく。
・果実は果。3稜のある扁球形で直径葯1.5cm。10~11月に褐色に熟して裂開し3個の種子を出す。
・庭木・公園樹・街路樹に使用。
・かつては、種子からロウや油をとった。種子は有毒。
・名前は中国原産で、秋に紅葉し、ロウをとったことによる。
   山と渓谷社ハンディ図鑑「樹に咲く花」より