すっかり消えてしまったと思っていた白い露草が生き残っていた。
白花という形質は遺伝的に固定していて、
毎年こぼれ種からシロバナツユクサが生えてくるそうだ。
この場所は、時々大掃除されるので、運悪く刈り取られて、
ここ数年見られなかったのかもしれない。
参考サイト 草木図譜 ツユクサ
ツユクサ科 ツユクサ属
2014年9月4日午前7時15分
↓ ツユクサの花
花弁3枚、上に2枚、下方に1枚。
雄しべは6本、上方の3本は花糸が短く目立つ黄色の「π」字型の葯を持ち、
昆虫の目を引く役目をし、下方の2本は雌しべとほぼ同じ長さで楕円形の葯をもつ。
中間の位置にある1本は短い花糸で「人」字形の葯をもつ。
↓ 時間が経つと、雌しべも雄しべもクルリとまき戻る。
2011/9/11撮影のシロバナツユクサの花