Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ホトトギス (1)

2010-10-31 | 園芸(2013年までの動植物)

 ホトトギスは東アジア中心に分布し、約半数の10種が日本に自生 しているそうです。
一般に9月下旬から咲き始め、すでに咲き終わった黄花の3種を紹介します。
いずれも自生地で減少し、絶滅危惧種 とされています。
私の所では、夏の暑さからか今年は10月にはいって開花しました。
 
Ehototogisutakakuma1010136ttr Ehototogisutakakuma1010131tr  左は、鹿児島県 大隅半島(高隈山)の
湿った岩場に自生しているというタカクマ
(高隈)ホトトギスです。
 
小さな赤褐色の斑点を持つ清楚な黄花
ですが、例年夏場に葉が枯れこむので、
枯葉を整理して観賞します。
 
 
 
 下の左はキイジョウロウ(紀伊上臈)ホトトギスで紀伊半島
南部のみに自生します。
釣鐘形の花の内側に紫褐色の斑紋を持つ、優雅な黄色花です。
夏の乾燥と暑さに特に弱いので、私は生きミズゴケ植え で育てていますが、さすがに
今年は花数が少しでした。
 
 右は、宮崎県 だけに自生するキバナノツキヌキホトトギスです。
葉の基部が茎を取り巻いており、成長に伴って垂れ下がり、赤褐色の細点が少し入る
黄花を咲かせます。 ジョウロウ系よりは丈夫だと思います。

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コメント
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