庭のヤマボウシ（１）～紅富士

ヤマボウシはミズキ科の落葉高木で、本州から九州にかけて山地の谷筋などに自生
します。　基本種は白花ですが、庭には園芸種である2種の紅花種を植えています。
　
「紅富士」は、実生選抜を繰り返して生まれた紅花園芸種です。
　
5月11日、花びらに見えるのは総苞片ですが、緑色から紅色へと変わりつつあります　
　
　
　
5月19日、ほぼ紅色に染まりました。　本来の花は中央の緑の部分です。　
　
　
　
22日、上を向いて咲く花が、朝日に輝いています。　
　

　
28日、病害虫も無く、ほぼ自然樹形で成長し、年々花数が増えて来ました。　
　
　　
　
　
　
5月30日、カメラで見上げて、上方の花を青空に透かして撮ってみます。　
　
　　
　
花も葉も、先の尖った細長い形で、樹冠を覆って咲く多花性です。　
　
　
　
6月6日、花色が薄れてはきましたが、開花状態は、この後も維持されました。
玄関前からと、反対側の道路から（右下）見ました。　
　
　　
　
先日全て散り落ち、道路に飛び散った花びら（苞片）の掃除をしました。
この後、果実が赤く熟し、秋には紅葉が楽しめます。

セッコク ２種

セッコクは、日本の中部以南で、樹木や岩場に根を張って自生する着生ランです。
江戸時代に、斑入り葉や変り花を栽培して、長生蘭と呼ばれた古典園芸植物でも
あります。　花形の良い花物セッコクの2種で、香りも楽しめます。
 
覆輪花の代表的品種「吉兆」です。　
　
　　
　
白い花弁の縁に糸覆輪が入り、美しい。　
　
　
　
4月下旬から5月中旬にかけて開花しました。　
　
　
　
次は紅花の「紅陵」です。　
　
　
　
軸が太めで、　花形の良い鮮紅色花をたくさん咲かせました。
　
　
　
5月上旬から下旬に開花しました。