「トキソウ」(朱鷺草)は、かつて日本各地の日当たり良い湿地に自生したラン
ですが、近年は激減とか・・・・。
地下に細いひも状の根茎が這い、所々で地上に茎を伸ばして開花します。
5月28日、開花し始めました。 生きたミズゴケ植えで栽培し、
今年植え替えが出来なかったのですが何とか開花してくれました。
外側の開いた白い花びらはガク片で、内側にある3枚の花弁はあまり開きません。
ほんのりと帯びた淡紅色を、朱鷺の羽色に見立てたようです。
唇弁の内側には、肉質の毛状突起が密生しています。
6月2日、7花すべて咲き揃いました。
同じ栽培環境でしたが、白花は1輪のみの開花でした。、
凛とした花容ですが、内側の花びらには少し紅を残しています。
ハナミズキの樹下に植えたツツジは横に枝を張って、樹高は高くなりません。
花は濃い紅色の小輪花です。
松の木の樹下にあるのは白花大輪のツツジです。
南の塀際で、ヤマボウシとラカンマキの間に、庭で一番樹高の高いツツジがあります。
淡い桃色地に紅の紋様が入る大輪花で、紅花も混じりますが、
少し遅咲きで、今年は枝枯れが目立ち、花着きが悪いようです。
庭ツツジの最後は橙色で、年数は経っていますが大きくはなりません。
初夏の陽を受けて、5月中旬から6月上旬まで、明るく輝きました。
下は鳥が運んできたものか、玄関に向かう通路脇に自然実生で芽生えたものです。
雪囲い出来なかったのですが、春には立ち上がり、開花しました。
ツツジは全て、花が終わった順に見苦しいので花柄摘みをし、子房も取り去ります。
枯れ枝の切除だけで剪定はせず、薬も肥料も使わずに自然に任せています。