「ハンゲショウ」(半夏生、半化粧)別名・片白草(かたしろぐさ)は、
東アジアの湿地に分布する、ドクダミ科の多年草です。
暦の上で、夏至から11日目を半夏生と呼び、7月2日頃になります。
この頃に開花し、葉が白くなることから名付けられました。
犬散歩途中でいただいた1株を、空き地の隅に植えました。
地下茎で増殖して、今は群落を形成しています。
7月上旬、茎の先に長さ10~15㎝程の穂状花序を伸ばし出し、
その付け根にある葉の表面が、白く変化します。
7月中旬です。
緑と白の対比が、地味ではありますが美しくもあります。
紐状の花穂の下の方から開花してきます。
花をアップで見ますと、
1本の雌しべの周りに6~7本の雄しべがありますが、花弁がありません。
7月中旬にかけて花が咲き進み、白い葉は虫を呼ぶ花びらの代わりです。
7月末、受粉が済んで種子を結ぶと、白い葉はまた緑に変わって来ます。
8月中旬、白から黄緑色になった葉です。 元の深い緑色にはならないか?
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