Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ハナイカダの花

2017-08-23 | 実物樹木

ハナイカダ」(花筏)は、日本各地の林床や林縁に分布する
ミズキ科の
落葉低木(1~2m)です。
池の北側、黒松と枝垂れモミジの間に植え、樹高70㎝程で
開花結実しています。
雌雄異株なので、雌株と雄株を入手して、一緒に植え込みました。

 
4月下旬から5月初めの雌株の蕾です。
長さ10cm幅5cmくらいの葉の中央に、普通は1個 
葉脈の基部から花の付く場所まで、主脈が太く白っぽくなっているのは、
花茎が葉の主脈と合着しているからです。 
 

 
中には2~3個の蕾が、つくこともあります。 
 

 
開花した5㎜位の雌花です。淡緑色の4枚の花弁と雌しべだけです。 
 

 

 
下は、3個着いた蕾のうち、1個が開いたばかりです。 
 

 
5月中旬、受粉が済んだ雌花です。 
この後は、花弁を落として、子房を膨らませて果実を稔らせます。 
 

 
 
一方、4月下旬の雄株を見ると、 
 

 
葉の中心に、蕾が数個まとまって付いています。 
  

 
5月初め、開花し始めました。 
雌しべは無く、雄しべが3~4個付いています。
 
 

 
花粉が、周りに飛散しています。 
 

 

 
実生りは、次回に続きます。
 

コメント
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