イチジク「ドーフィン」は、夏果収穫後に秋果も収穫できる夏秋兼用種。
魚沼の雪深い山里で育った私は、木を見ことも実を食したことも無く、
妻が好きだというイチジクを植えましたが、私は殆んど観賞のみです。
7月に夏果を収穫後、9月上旬には、小ぶりな秋果が色付いてきました。
9月中旬、鳥に食べられる前に、まとめて少し早採り?
食べるのは果肉ではなく、果皮内の花の部分です。
9月中旬、1枝に1果ずつ順番に熟してきます。
ヨーロッパではイチジクコバチが共生して受粉しますが、
この蜂がいないので、日本のイチジクは単為結果性品種です。
9月下旬の実成りです。
9月末、
10月上旬の果実、
10月中旬、しばらく見に行かないと、熟果を鳥が食します。
11月上旬、気温が下がっても、伸ばした枝の葉腋に1個ずつ緑実が、
11月中旬まで、ポツポツと1個ずつの収穫がありました。
7月の夏果は果実に網袋をかけても、野鳥が網を破って食べましたが、
秋果は、自然に任せて、鳥による食害は僅かでした。他に餌が多くあった?
しかし、ウォーキングコースの栖吉川左岸にある菜園では、
鳥よけのために、隙間なく樹全体を網で覆っていました。