Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

サネカズラの花と実 2017

2017-12-29 | 実物樹木

サネカズラ」(実葛)はマツブサ科の常緑つる性木本です。
関東以西に分布し、暖地性で、雪国では冬に落葉します。
昔、ツルからとった粘液を整髪料に使い「美男カズラ」の別名あり。


斑入り葉種を鉢植えで育て、庭に移植しました。
雌雄異花で、今年は開花結実が遅れました。

9月に咲いた雄花は径1cmほど、左は蕾です。
花弁はクリーム色で、紅色の雄しべが小球状に固まってつきます。



下は雌花で、中心に緑色の雌しべが小球上に固まっています。



受粉後、花弁を落とした雌花の花床が生育して、



径4~5cm程の丸い集合果を作り、



緑色から赤く色付いて熟します。





11月中旬の実生り状態、果実が見えるよう、生い茂った葉を切除。
斑入り葉種なのに緑葉が増え、藪状になってしまいました。





11月19日の初雪の日です。



11月下旬の果実、



12月初め、雪囲いの直前でも、まだ赤熟しない実もあります。





支柱も折れ曲がり、アケビのツルも混入して、藪と化しました。



雪囲いせず、アケビと同様に株元から数10cmだけ幹を残して、
すべてを剪定切除しました。 果たして、
再生ができるでしょうか?

 

コメント (1)
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