Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

渋柿「八珍」を収穫し、干し柿を作る

2017-12-21 | 果樹

渋柿「八珍」(はっちん)を収穫し、干し柿を作りました。
動植物の珍種を、親鸞聖人の奇瑞として伝える「越後七不思議」があり、
種の出来ない柿がその次に珍しいとして、新潟県で呼ばれています。

焼酎にさわして渋抜きすると独特の甘さになり、
佐渡の産地では「おけさ柿」として出荷されます。

5月末の花です。



7月下旬の緑果です。 
平たくて、四角い形で「平核無柿」(ひらたねなしがき)が正式名?



9月下旬でも色付きません。



11月初め、黄葉と並行して果実が色付き、収穫適期になりました。



隣に植えた甘柿「富有」は低く枝を張って沢山の実成でしたが、
渋柿の「八珍」は、枝を上に伸ばして生い茂り、実生りは半分でした。



11月7日、計40個すべて収穫して、干し柿にします。
皮をむいて、ビニールひもに吊るし、熱湯に10秒近く浸して殺菌、



部屋で使っているハンガーに吊るして、日に当てました。



11月10日、晴天が続いて、順調です。





雨の日と夜間は玄関に入れて、12月1日、干し柿の完成です。
カビも生えず、40個全てうまくいきました。



試食しますと、濃縮された独特な甘さのスィーツです。
38個は冷凍し、正月以降にいただきます。

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