万葉集では尾花と呼ばれたススキ、
小型の3種を庭植えしています。
「イトススキ」は、葉幅が5mm前後と細いススキです。
手前が実生で殖えた草丈数10cmの株、
奥が1m数10cmの親株です。
10月下旬から11月中旬、
庭木の紅黄葉とともに秋を演出しました。
11月末には、株元から刈り払いました。
「シマススキ」は縦に白い縞斑が入る園芸品種です。
自宅東側の踏み石通路脇に植えています。
初夏に切り戻して、草丈を1m位に抑えています。
イトススキともに、ナンバンギセルを寄生させています。
「ヤクシマススキ」は屋久島産のイトススキで、
葉幅3mm程の矮性種なので鉢植え栽培できます。
我が家に来た時は、ナンバンギセルを着けた鉢植えでした。
11月上旬の草姿です。 庭では40cm程になりますが、
鉢植えと、比べてみました。
11月中旬です。
先日全てのススキを刈り払い、越冬の準備に入っています。
(散歩で見るクズ以外の6種は、自宅庭で育っています。)
庭木のモミジもブログアップは年1回なので、
春からの変化をまとめておきます。
池脇に植え、樹高2m程の「ベニシダレ」(紅枝垂れ)モミジ、
春から夏にかけての変化です。
4月上旬の新葉の展開です。
緑を含んだ赤い新葉の展開、同時に花蕾も伸ばしてきます。
4月中旬、細かく裂けた赤い新葉が垂れ下がります。
4月末には濃い紅葉となりました。
5月中旬、プロペラ状の種子が着いています。
5月末には、葉色に変化が見え、
8月中旬の葉姿は、緑葉に変わって来ました。
秋の紅葉は-2に続きます。