「ウメモドキ」(梅擬)は、モチノキ科の落葉低木で、
葉や花が梅に似ていることが名の由来です。
本州・四国・九州の落葉樹林下に分布し、
雌雄異株ですが、雌木1本で実が生ります。
庭植えすれば2~3mですが、7鉢植えで、樹高50cm位です。
6月上旬に開花した、淡紫色で径4mm程の小さな花です。
6月下旬、花の終わりで、実が着きます。
8月初めの緑実です。
9月上旬、果実の色が、緑から黄色味を帯びてきました。
9月中旬、赤く色変わり中です。
10月上旬には、赤い果実となりました。 径5mm位です。
赤熟した果実は長く枝に付いたままで、10月中旬、
葉が半枯れ状態の11月中旬、
落葉した後の11月末でも、
12月、実付きのまま雪囲いの中で休眠に入り、
貴重な小鳥の食料になります。
園芸店などで見られるダイモンジソウは、
人工育種された、様々な色形の園芸種ですが、
基本となる白花の野生種の中で、伊豆七島を主に分布する、
晩秋咲きの「イズノシマ大文字草」です。
11月上旬からの開花でした。
葉や花茎など全体に、細かい毛が生えているのが特徴です。
11月半ばです。
11月下旬です。
12月初め、枯れ始めた花茎を切除し、
自宅北側の軒下の越冬場所に移動しました。