実桃の「武井白鳳」(タケイハクホウ)は、
矮性台木接ぎ木苗(YD苗)なので、樹が大きくなりません。
4月中旬に咲いた花は、花木として見てもきれいでした。
葉が展開する前の4月上旬、たくさんの蕾が膨らんで、
3日後には咲き始めました。 桃色の花です。
その2日後の4月中旬、
開花後に、花の中心部が濃い紅色に変わって来ました。
更に4日経た、花の終盤です。 緑の新葉が展開し始めます。
花後の実成りと収穫は(2)で、
「ギンパイソウ」(銀杯草)は、ナス科の多年草で、
原産地は南米のアルゼンチンやチリだそうです。
19年前に亡くなった養母が、庭に植えていたものです。
その後、庭を作り変えましたが、
東庭の踏み石周りで、点々とカップ状の白花を咲かせています。
(別名がサカズキソウ)
6月中旬、草丈5cm前後で、
花径3cm程の白花を、上向きに咲かせました。
7月初めに咲いていた花です。
私が植えたヒメイワダレソウが強力過ぎて、
追われるように移動しながらも、
暑い夏に涼感を与えてくれます。
4月下旬に開花したハナイカダ、
花後の6月には緑の果実を結び、
7月に茶色から黒色へと変わって、熟してきます。
6月上旬、各葉の中央部に、花後にできた緑果です。
6月中旬の果実、中には3個着いた所も、
6月下旬の暑い日、葉が垂れ下がって、
庭木にも水やりをしました。
7月上旬になると、果実が色付き始め、
緑から、茶色、黒へと、果実の熟し度が色に現れます。
7月中旬、殆どの果実が黒熟してきました。
株立ち状に幹枝を伸ばし、樹高は90cm位(1本だけ130cm)、
年数経ても、普通の樹木のように幹が太くなることはありません。
この後、数日で殆んどの果実がヒヨドリに食べられました。
食べ残しの果実を食してみました。
中に2~4粒の種子を持ち、甘く食べれますが、
庭には数株のブルーベリーがたくさんの実を着けて、
収穫を始めているので、ハナイカダの実を食べたいとは思いませんが、
実が小さい分、鳥には食べ易いのでしょうか?
小型地生ランのウチョウラン、
白紫点花は、白花で、唇弁に紅紫色の斑紋が出ます。
6月中旬から、咲き始めました。
6月下旬、開花数を増やしてきました。
7月上旬、初めに咲いた花は枯れましたが、
まだ蕾がたくさんあります。
3号深鉢植えで、花茎先まで13cm程です。
7月中旬、
7月下旬、終い花です。
「ハナイカダ」(花筏)はハナイカダ科(←ミズキ科)の落葉低木、
北海道南部~九州の林内や沢筋に自生し
葉の上に花が咲くのが特徴で、花の乗った葉を筏に見立てた名です。
雌雄異株なので、雌株と雄株を一緒にして、
池脇の黒松の樹下に植えました。
雌花は、葉の中央に1~3個の花が咲きます。
4月25日、各葉に着いた蕾、
4月28日、雌花は1個の場合が多いが、
2~3個着いている葉もあります。既に雄花の花粉を被って、
4月30日の雌花、
5月7日、受粉後の雌花です。
花は葉腋から出たもので、その軸が葉の主脈と癒合したため
この形になったそうです。
次に、雄花は葉の中央に数個の花を咲かせます。
4月4月25日の蕾と、開き始めの花です。
4月28日、たくさんの花粉を出します。
4月30日の雄花、
5月7日の雄花、役割を果たして落花します。
緑の葉上に緑の小さな花、
4月下旬の開花は、注意していないと見落としてしまいます。
この後の実成りは(2)で、