ネムノキはマメ科(又はネムノキ科など?)の落葉高木で、
河原や雑木林などに自生し、
その枝垂れ性品種を鉢植えしています。
赤い糸のような部分は花びらではなく、長く伸びた雄しべで、
小さなたくさんの雄しべが集まって、1つの花のように見え、
淡紅色の雄しべが長く美しい。
6月下旬、開花してきました。
中心に雌しべが1個、
花弁は筒状に合体し、先が裂けています。
6月末の朝です。
花は夕方に開き始め、朝に萎んできます。
( 画像は全て朝の撮影です)
7月初め、
7月上旬の花です。
樹高70cm位まであったのですが、上部の枝が枯れてきて、
今年開花したのは、
一番下の枝が垂れ下がって、その先に開花しました。
和名は、夜になると葉が閉じることから、
上画像が夕方5時半、下が6時40分です。
夜は葉が閉じます(就眠運動)。
花後には、細長く扁平は豆果が生ります。
10年前に実生した苗、成長が遅く、
昨年1輪開花しましたが、今年は咲きません。
オリエンタル系のユリ「コンカドール」は、
花径20cm程の巨大輪は、クリーム黄色で先端がやや淡くなり
イエローカサブランカともいわれます。
今年は1輪だけ、咲き終えました。
( ヤマユリなどの日本自生の原種ユリをもとに
交配・育成された品種群をオリエンタル(ハイブリッド)系と呼び、
カサブランカなど、大輪で香り高いユリです。)
7月上旬の大きな蕾、
2日後に開花しました。
翌日の花、
7月中旬です。
花弁が厚く、花は長持ちします。
「コンロンカ」(崑崙花)は、アカネ科の常緑低木で、
原産は熱帯のアフリカ・アジア・大平洋諸島です。
黄色い花は小さく目立ちませんが、白いガク片が目立って、
緑の葉とのコントラストが美しく、涼しげに感じます。
6月上旬、各枝先に蕾がまとまって着き、
その外側に2~3枚の白いがく片が伸び出してきました。
6月中旬、白い大きなガクが開き、
小さな黄色い5弁花も開き始めました。
6月下旬、5号鉢植えで、樹高は70cm位です。
黄花がたくさん開いてきました。
7月下旬、白いガクは茶変して落ち、
花弁を落として実を結んでいます。
昨日、枝先を剪定しました。
寒さには弱いので、冬は無暖房の玄関内に置きます。
品種によっては、ガク片が白ではなくて桃色や赤色もあるようです。
ニンニクはネギ科の多年草で、
球根(鱗茎)を香辛料として利用します。
原産地は中央アジアといわれ、古代エジプトでは栽培されていた。
少し離れた住宅跡地で、ジャガイモ・さつまいも・ネギなど一緒に、
放任栽培しています。
最初の種球はHCで購入した青森産のホワイト6片ですが、
以後は前年の収穫の中から選んで、植え付けています。
鍬で耕し、苦土石灰、自家製堆肥と元肥を入れて畝作りをし、
植付けは昨年秋、10月上旬でした。
鱗片を15cm間隔で深さ10cm位に、2列に埋め込みました。
11月初めには一斉に芽を伸ばしてきました。
その4日後には、葉を展開してきました。
11月中旬です。 右側は、長ネギの畝です。
12月10日、以後は雪に覆われ、冬眠に入ります。
雪融け後の3月下旬です。
秋に出た葉は枯れて、新葉が出てきました。
4月初め、葉が成長します。 少し追肥を施します。
5月下旬、葉の成長が終わり、
ニンニク球の肥大時期に入りましたので、追肥します。
6月下旬、一部に花が着きました。1個だけ残して撮影、
7月初め、作業が遅れ、茎葉は完全に枯れています。
緑は昨秋のこぼれ種で芽生えたコスモスです。
除草してもコスモスは残し、以後は秋桜の畝に変わります。
左はジャガイモの畝です。
収獲したニンニク球です。
栽培期間は長いのですが、手間がかからないので、
毎年、離れた空き地を利用しています。
「ネジバナ」(捩花)は、別名モジズリで、
日本全土に分布するラン科の小型多年草です。
山野草の鉢植えなどについて我が家に来たものが、
自然実生で増殖しました。
花色は通常桃色で、長い花茎に密着して小さな花を多数咲かせます。
6月下旬から7月上旬にかけて庭と鉢で撮りました。
庭では、踏み石周りなどで咲いています。
各種の木や草の鉢植えに、自然実生で芽生えました。
睡蓮鉢にさえ繁茂しています。
花が花茎の周りに螺旋状に着くので、ねじれた花が和名に、
画像の左が右巻きで、右の花は左巻きですね。
巻き方は右左半々らしいですが、中には殆どねじれない花も、
今年は、全体に花色が薄かったようですが、濃い目の花も、
中には、白に近い薄色の花もありました。
花形も、唇弁が大きく側花弁が小さいものや、
唇弁も側花弁も細長い花形もありました。
ナジバナだけの鉢植えは無いのですが、
多くの鉢で楽しませてもらいました。