flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

佐助稲荷

2016-07-18 00:00:00 | かみのやしろ

(神奈川県鎌倉市佐助)
 佐助ヶ谷の西の奥に稲荷社がある。社伝によると、源頼朝が夢の中で神霊と思われる老人が現れ、「儂は隠れ里の稲荷なり 平家討伐の兵を挙げよ 必ず加護しよう」と告げたという。その後、頼朝は壇ノ浦で平家を滅ぼし征夷大将軍となり、鎌倉幕府を成立させた。頼朝は、鎌倉の隠れ里で小さな祠を見つけ、「これが夢に出てきた老人の隠れ里か」と言って建立したのが佐助稲荷とされる。また「佐助」は、源頼朝の「兵衛佐」(ひょうえのすけ)という官位から「佐殿」(すけどの)と呼ばれた頼朝を「助けた」ことに由来するという。
 下社
       

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