flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

大磯

2020-10-25 00:00:00 | 街道・宿場町
(神奈川県中郡大磯町)
 東海道八番目の宿である大磯は、寛文四年(1664)小田原に住む僧侶で俳人であった祟雪(そうせつ)が、西行の詠んだ「心なき身にもあはれは知られけり鴫立沢の秋の夕暮」に因み、鴫立沢と刻んだ碑と鴫立庵を造立すると共に、自身の出身地である中国湖南省の湘南地方に景色が似ていたことから、碑の裏面に「著盡湘南清絶地」の文字を刻んだという。故に湘南発祥の地と呼ばれる。その鴫立沢のほとりある鴫立庵は日本俳諧三大道場と称される。

























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする