京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

DO YOU KYOTO?

2009年02月10日 | 日々の暮らしの中で
合言葉は「DO YOU KYOTO?」― 環境にいいことしていますか?

温室効果ガスへの「認識」は高まった。
車の利用は極力控え、歩こう、自転車を利用しよう。省エネの工夫をしよう。夏の打ち水、風の道を作ろう。冬は自ら1枚2枚多く着込めばいいか。

風呂の残り湯の活用。物を粗末にするな。お米は一粒たりとも残すな。もったいないお化けが出るゾ。 多くの声も耳にした。
が、“何かいいことをしているか”と問われてみると、さほど、思い当たらない。つまり、行動に結びついていない。

不便さが、豊かさを生み出してきた。
京都発のコンビニの営業時間短縮への提言も、業界の賛同が得られないと聞く。
今、行き過ぎを嘆いたとて昔に変えることが不可能ならば、よりよい形での移行を見据えた議論や模索が必要なのだろう。

人間は自然に合わせて生活を変え、自然も人間の影響を受け変わってきた。
持ちつ持たれつ?は、ちと思いあがり。自然をコントロールするなどとは思いあがりだろう。
豊かな自然環境を残しつつ、人間の生き方、ライフスタイルの見直しには待ったなしのようだ。共存の可能性を探ってきた、長い歴史が京都にはあるという。

「DO YOU KYOTO? デー」
京都議定書発効の2月16日にちなみ、毎月16日は“環境にいいことする日”とされている。
つい便利に車を使い、安易な方向に流れ、面倒だなと頭によぎることもある。
16日、ろうそくの明かりで夕食を楽しむのもいい。
電気をつけてみれば、ご飯粒だらけ・しみだらけってこともあり得そうだ。
でも3歳だから、それはそれで仕方ないことだな。

京都駅前のタワーも消灯される。節電デーとでもしようかしら。

コメント (4)
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