京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

バレンタインデーにバラの花束が

2009年02月14日 | JESSICAの日本滞在記
              

GNP(国民総生産)ならぬGNH(国民総幸福量)。そのHは HAPPINESS:幸せを意味し、ブータンで掲げる、社会全体の幸せの指標だという。

地球環境問題に関する課題山積みの現代社会、モノと心のバランスが問い直されてくるのは必然のことと言える。
文化や環境を破壊する代償を払っての経済発展は今や不要というわけだ。
豊かさのかげで見え隠れする孤独な心、格差・不公平感。

ブータンはGDP(国内総生産)で見ると「最貧国」、しかし、国民の90%以上が「幸せ」と回答したという。「スロー・ダウン。自分も人も追い詰めることなく、ゆっくりと。少し立ち止まってみたら」。チベットの高僧の言葉に幸せのとらえ方を見る。

国が違うからいい。日本とは異なる文化を身につけているから楽しい。女性陣の名が連なるカードを添えて、今朝、“オーストラリアから”バラの花束が届いた。
Dearest N… /H… /K… /Jessica
Happy Valentine’s day
Love always Jay

商戦に乗せられて、苦痛だと言いつつ(思っても言わないで~~)義理チョコをばらまくのは、愚かなことだ。せめて小さな心を渡そう。
とは、きつ過ぎか、な……。
日本人とて多様性があるのだ。楽しむなら楽しめばいいのだ。楽しむことだ。

   いつ渡そバレンタインのチョコレート   田畑美穂女

     『上品なニュアンスに……
      そわそわした感じ……
      茶目っ気……』
いい、これはよしだ。 
バレンタインどころではない人もいる、……。  
               
妻子と離れて寂しいJayに思いを馳せ、豊かな心遣いと花の香りに感謝しよう。
“人生がラブストーリー”(これではMeijiの商業主義に乗ったかな)でありますように。
Thank you for flowers. しばし感嘆、のサプライズをありがとう。

コメント (6)
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