京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

清らかに、新しく……

2009年06月02日 | JESSICAの日本滞在記
 
      (良かったと楽しんでくれました)

「あしたは幼稚園に行く日やなあ」 Jessieだけはだれよりも早く平常心。
昨日、これから皆で別れを惜しもうという時に、すでに彼女の心は他に向かっていた。公園で遊び、補助輪付きの自転車をこいで思いっきり体を動かせる時間は、ダディと一緒のお出かけ以上に目は輝き、笑顔もはじけて見える。…気のせいか、な。
  
    (取られてもすぐに取り返す素早さ!負けていません)

来日時の度を外れた遅延ぶりとうって変わって、予定到着時刻よりも早くゴールドコーストに降り立ったJayとジェシンタ。いろいろある人生、いろいろあって当たり前の人生だから、無事を何よりとし前向きに。
    (Jayは鐘を撞くのが好き?)

六月。衣替え。住まいのしつらえも徐々に夏向きに変えていく。家に風を通し、空気を循環させて、清らかに新しくありたい……。我が家ではそのためにもまずは、恥ずかしながら五月・端午の節句の段飾りを片づけなければならない。Jayのためにと、四月中旬ごろから飾り続けておいた。鎧・兜を始め、弓・太刀…見せて上げようと、娘の一言。襖や障子は閉めておいたが、今日、すっかりお片付け。部屋に光が差し、風が流れ込む。明るさが戻った。

あと半年の無病息災と無事を祈る月。その半年が終わる頃、再びの、無事「再会」の喜びが味わえますように……。

  忙しさに 負けちゃいけない
  生きることを なまけちゃいけない
   だから 今を 迎えて
   あなたに ありがとう
         徳永英明がこんな歌を歌っている。
コメント (2)
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