京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

たまたま起きている間の努力で??

2009年06月04日 | 日々の暮らしの中で
あまり外に出たがらない友人をはるばる訪ねることになった。田んぼに青い苗という光景のとなりに、一面の“秋”を思わせる、『麦秋』。視界が広がる。ちょっと心が小さくなったとき、疲れたときに開放を求めて訪れるこの素朴で豊かな自然と友。刈り取った跡地からは、幾筋もの白い煙が立ち上っている。

いいなあ、のんびりして。何して暮らそう……。えっ、何もしていないんだ!?どこかの家に張り紙を見つけた。
『朝寝して昼寝が好きで宵寝して たまたま起きて眠りする』つまり―、ほとんど寝て暮らす、と。つまり―、もっと寝よと、私に言っているのですね。睡眠不足と健康問題、不意に心細くなったりもしたが。

しばらく他人と話す機会がなかったのか、止まらぬMさんのおしゃべりと一日の四分の一時間を過ごして帰った。“のんびり行こうわが人生”などと一瞬でも考えたことなど、家に着くころには、すっかり忘れる。

寝てばかりでは何もできない現実。レポート3本、600字2本の課題をどうこなそう。気づけばうたた寝―、まず、ここからの脱皮を図ることが先決だけれど、どーしてこうも眠たいんだろう。起きている間にしなくっちゃ。これって、「おばあちゃん、死ぬまで長生きしてね」と言われるのとおなじ?
……人生一筋縄ではまいりませぬ。
コメント (8)
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