京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「龍馬」との遭遇

2009年06月28日 | 日々の暮らしの中で
     

近ごろ都にはやるもの ― 舞妓に龍馬に大文字…弁慶と牛若丸。

「捜すのはむずかしいですよ」と、少なさを売りにするタクシーのあんどんの一つが、目の前に飛び込んできた。なんと龍馬さんだ。


三条通りを西に、ちょうど神宮道を越えて間もなくの場所。スッと左から前に入ってきたタクシーだった。ここは片側2車線、再び左に出て停車のために減速し出した。当然あとにつく私もとろとろと。幸運だった。カメラを取り出してしまった。
危ないので良い子は真似をしませんように?? 次のチャンスはないかもしれないのでお許しを~。

実はこの付近、一か月ほど前には、五山の送り火の「大」をかたどった16台のうちの1台に遭遇した場所。あの時は携帯で撮ったので、失敗。しかも娘の腕の悪さというおまけ付きの結果に、しばらくはぼやいていた私だった。

出会えないものかと、いつしかタクシーの行灯に目が行く4カ月だった気がする。でも意外と面白い。三つ葉・ハート・星・月・象…、その他もろもろが走る。四つ葉のマークになると、これまた希少価値。
全国屈指のタクシーの激戦区と言われる都大路だが、「珍しさ」に興味をそそられて、ついついきょろきょろ。安全運転!!

来年のNHK大河ドラマの影響か、すでに京では龍馬ブーム。2004年の『新撰組!』の際には試算で203億円の経済効果があったと伝えられている。今回も、たくさんの方を京都に呼び込みたい、わけだろう。そこには「京の活性化」という言葉がつづく。

いらっしゃいませ、ぜひ京都に。
コメント (6)
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