京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 Jacinta,happy birthday!

2010年08月05日 | HALL家の話
 

Dear Jacinta
Happy Birthday!
May all your dreams come true.

I look forward to meeting you in Japan again.
Best wishes.

今日はJessieの従姉妹ジェシンタの誕生日。 
9歳になりました。
ジェシンタ、おめでとう。
彼女が喜んでくれるといいなあ~、と思いながらいろいろプレゼントを選んだ。

今月は3人が誕生日を迎える。15日はJay、20日には娘と。
まとめて、まもなく発送予定。ジェシンタには申し訳ないが、もうちょっとだけ待っていて欲しい。
ジェシンタ、ずっとずっと健康で幸せであるようにと願っています。
また逢いましょうね。

ジェシンタの母親サラ。
生まれたばかりのジェシーを抱いて、ここは分娩室。(2005.10.2)
Jay が病院へ一足先に出ており、サラには何くれとなくお世話になったのを思い出す。
彼女も新たな道で勉強しながら頑張る毎日のようだ。

日本での再会を果たせる日が来ること、大きな大きな楽しみの一つです。


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 気楽に笑って

2010年08月02日 | 日々の暮らしの中で
風が細いプリーツのスカートを裾からやわらかに膨らませ揺らしてくれる。すずし~しい。
モンローさんみたいになっては大変なことと、脇を少し手繰って地下鉄の階段を下りた。
食欲が落ちているという実感はないけれど、何がといって食べたいものもない。食べておかなくてはまずいに決まっている…。食べたくない日もあるってことぐらいだろう。

「ロマンチックと言うのは、人生が一瞬、あけぼの色に、仄明るんでくることです。それによって気を取り直せるかもしれないこと。」“八月”のページを開いてみたらこうあった。

ある時にはこうもある。『「僕は、愛してる」そんな少女小説みたいな言葉をいわせたいために、世の女は術策を弄してばかりいる。なんど聞いても、いい言葉だから、しかたがない。』
著者の聖子さんの顔が浮かぶ…。言葉と顔は一致しない?? 人は見かけじゃないなとつくづく思ってしまう。

こんなのはどう? 「男というものはむっつりしていると、ふけて見えるものである。」
こんなことが…、「男は犬に似ている。場所ふさぎでカサ高いわりに、甘えたで、かまってやらないと淋しがってシャックリをする」って。ホント?しゃっくりが出るの??

豊な想像力としたたかな批判力、そういうものをいっぱい隠し持って、それをいっぺん濾してナマぐさみを抜いてから出てきた優しさ、これは聖子さんの気持ちの優しさに通じることだろう。
気楽に笑っているうちに思いのほか楽しい時間を過ごした。

  ( 今年も咲いてくれている朝顔。巻き重ねられていたスジが見えて…)
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 「心より心に伝ふる花」

2010年08月01日 | 催しごと
先日「やせていても暑いなあ」と知人が言った。「骨が直接あったまるんじゃない?」と私は答えた。
「猫だって相応に暑さ寒さの感じはある」のがわかった。やはり「こう暑くては猫といえどもやりきれない」らしい。
「骨だけにならなくともいいから、せめてこの淡灰色の斑入りの毛皮だけはちょっと洗い張りでもするか、当分のうち質にでも入れたい気がする。」と。
今日も朝から気温が上がって暑かったこと!

京都在住の囃子方同明会により毎年8月に開かれてきた、能楽のお囃子を音楽として聴く「囃子堂」を楽しんだ。

能の音楽は、声楽―謡、 器楽―囃子(笛・小鼓・大鼓・太鼓)が役割を担うが、単なる伴奏ではない。
短くちょろちょろっと、心象風景や象徴的な心理音を吹いたりする会釈(あしらい)笛の重要さなどお話を伺ったことがある。横田流笛方 帆足正規さん(重要無形文化財『総合指定』保持者)によれば、合わせようとするのではなく、妥協せずに自己主張でせめぎあう、この緊張感の結果に音楽として合って来るという。
 
イヤーァッ! イヨーオッ! ヨッ! オッ! ヨオーーオッ!
掛け声の見事な掛け合いが続き、緩急のついたリズムが生まれる。
下ろしたタクトを振り上げるときが掛け声になり、そこをあわすのだという。笛の3つの調べの会釈(あしらい)を聞き分けてみて…と解説が入るが、難しい。
解説者自身聞いたことがないという人間国宝曽和和博さんによる小鼓で「無謡一調」、めったに演奏されないという「三輪」「屋島」…。

吸い込まれたり弾かれたり、はねるような軽快さ。無音・無声の息詰まるような間。
こうしたリズムに働きかけられることで、情緒的に内面に意識が向かう、沈んでいくというのか…、
一種の陶酔状態が潜んでいるといってもよさそうだ。
よかった!ぜひ聞いてみてっ!と押し売りしたくなる衝動はそこから生まれるのだろう…。

麻酔が覚めて外へ出ると、5時に近かった。
コメント (2)
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