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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

映画 39 てぃだかんかん

2011-02-19 19:27:30 | 映画観賞・感想

 遅まきながら映画「てぃだかんかん ~海とサンゴの小さな奇跡~」を観た。沖縄の海に、きれいなサンゴを取り戻したい…。その夢を追い続ける主人公と、その夢を支え続ける妻、観終えた後にホンワカと温かな気持ちが残った映画でした。

           

 2月9日(水)宮の沢リサイクルセンターが主催する「地球に優しいまちづくりフォーセム」が札幌市生涯学習センター(愛称:ちえりあ)であり参加しました。
 フォーラムは、地球に優しいまちづくりを進める西区民会議の活動紹介、NPO法人代表理事の高木氏をゲストにしたエコトーク、そして映画「てぃだかんかん」の上映となっていました。ここでは映画「てぃだかんかん」に絞ってレポートします。

 「てぃだかんかん」の映画で芸人の岡村隆史さんが熱演していることで話題なっていたこともあり一度観てみたいと思っていた。そして何より無料で観覧できるということでいち早く観覧を決めたのだった。

 映画は少年の頃に見た沖縄のきれいなサンゴを取り戻そうと、養殖には素人の主人公・健司が失敗を繰り返しながらも愚直に挑戦し続け、ついには世界で初めて養殖サンゴの産卵に成功するという実話をもとに制作されたものです。
 健司の愚直さ、弱さ、優しさ、海を愛する気持ちを主演の岡村隆史さんが熱演し、共感を誘います。
 そんな健司の夢を支え、時には気丈に叱咤激励する妻を松雪泰子さんが強く美しく演じます。

 映画の中で特に感動的な場面は、健司が度重なる失敗から挫折しそうになったとき、妻を演じる松雪さんが弱気になる健司を「私は夢に向かって突き進むあんたが好きで結婚したんだよ。私はあんたの夢を信じているのに、何で自分の夢を信じられないの。サンゴはあんただけの夢じゃないんだよ!」と懸命に主人公を支えようとする松雪さんのセリフにグッときました。

 映画への感動とともに、沖縄のまったりした雰囲気が映画から伝わってきて、また沖縄へ行きたくなりました。
 しかし、ここ3年、毎春南の島に行き癒されてきていたのですが、今春は止めることにしました。
 それは私の中に今ひそかに温めているプランがあり、その準備にあてたいと思っているからです。そのプランとは他の人から見ると大したことではないのですが、私にとってはそれなりにチャレンジングなテーマだとは思っているのですが…。

 今回の映画を見て、健司のように夢を持ち続け、愚直にも挑戦し続ける姿には深く共感することができた私でした。