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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №57 純喫茶「光」

2011-02-27 16:56:24 | 札幌Cafe紀行
 古き香りを醸し出しているレンガ張りの外観、そして木製のドア…。ドアを開けると、そこは異空間!?目に飛び込んできたのは、時代を経たランプ・舵輪・帆船などなど…。

        
        ※ いかにもエントランスから古色蒼然とした雰囲気があります。

 純喫茶「光」は小樽駅から海岸方向へ向かって直ぐのセントラルタウン都通(アーケード商店街)の一角にありました。
 店内も外観同様に使い古されたようなテーブルと椅子が長い間磨かれ続けて鈍く光っています。店内全体の照明はけっして明るくはなく、店内装飾と相まって突然どこかの異空間に放りこまれたような錯覚に陥ります。

        
      ※ 店内はご覧のとおり薄暗く目が慣れるのにしばらくかかります。(?)
         
 雑誌「O.ton」に掲載され、そのノスタルジックな雰囲気からぜひ訪れてみたいと思っていた純喫茶「光」に、「小樽雪灯りの路」、「巡視船そうやの一般公開」と併せて三点セットにして友人と二人で出かけました。

 小腹がすいていた私たちは朝でもないのに店のスタッフに勧められるまま「トーストセット」(650円)をオーダーしました。後からコーヒーをオーダーすると光名物のカステラが付いてくることを知り、ちょっと残念でした失敗だったかなとほぞをかみました。

 厚切りのトーストは特別なものではありませんでしたが、食べやすい生地のパンだったようです。また、セットに付いたコーヒーは濃い目でしたがけっして苦味が強いということもなく、良い味を出していました。

        
   ※ テーブル、椅子、壁の装飾品、全てがクラシックな雰囲気に満ち満ちています。

 懐かしの昭和時代にタイムスリップしたような純喫茶「光」ですが、店を出ようとしたとき壁に貼ってあった一枚の賞状に目が止まりました。
 そこには「第4回飾窓及店内装飾競技大会 金賞」の文字が誇らしげに踊っていました。賞状に記された期日を見ると「昭和27年7月24日」とあった。古いわけですねぇ~。
 小樽へ行ったらぜひ一度立ち寄ってみることをお勧めします。

【純喫茶 光 データ】
小樽市稲穂2丁目11の8
電  話 0134-22-0933
営業時間 10:00~18:00
定休日  不定休
座  席 約60席
駐車場  なし(小樽長崎屋パーキングが近いようだ)
入店日  ‘11/02/10