黒松内に設けられた4つのフットパスコースの中で、最も早く造られたコースがこの[チョボシナイコース]ということだ。ワイルドで変化に富んだコースはなかなか魅力的なコースだった。
チョボシナイコース(約10Km)
もう一か月半も前のことである。6月22日(土)に歩いた黒松内のフットパスコース4コースのうち、唯一「チョボシナイコース」についてはレポートを終えていなかった。富士山登山と重なったためである。そこで遅まきながら、黒松内の最後のコースをレポートすることにする。
このチョボシナイコースは、黒松内町熱郛(ねっぷ)地区にある道の駅「くろまつない トワ・ヴェールⅡ」から黒松内町本町にある黒松内役場まで約10Kmのワンウェイコースである。
標準としては熱郛地区から本町を目ざすコースのようなのだが、私は反対に黒松内本町から熱郛地区を目ざし、熱郛駅からJRで黒松内に戻ってくることにした。

※ スタート地点の黒松内町役場前には写真のようなコース案内板が立てられていた。
チョボシナイとは変わった名前であるが、コース上一帯の地名のようだ。もちろんアイヌ語から由来した名前であろう。黒松内に設営された四つのコースの中でも最も早く造られたコースということだから、由緒あるコースといえるかもしれない。
他の三つのコースを踏破し、すでに時刻は14時を回っていたが、スタート地点の黒松内役場を14時15分にスタートした。
スタートして直ぐに国道を跨ぎ、街の向かいにある山(東山)を目ざす。東山は町民の冬の憩いの場「東山スキー場」ということだ。その山の頂を目ざして山を取り囲むように道路が出来ていて、その急な登りを登っていくと東山の頂上に至り、頂上には電話アンテナの高い塔が立っていた。
実はここまでは電話アンテナのメンテナンスのために道路が整備されていたが、それ以降は以前の山道らしきところを踏み越えていくコースだった。

※ 東山スキー場です。このスキー場を左側から巻いて山頂を目指します。

※ 山頂に至る道路はアンテナのメンテナンスのために整備されていました。

※ 東山山頂に立つ電話アンテナです。

※ 東山山頂から黒松内市街を見たところです。
東山から下っていくコースなのだが、コース自体の利用者が少ないらしく踏み跡があまりはっきりせず、「本当にこのコースでいいのだろうか?」と半信半疑な気持ちと、単独行のため不安な気持ちを抱きながらウォーキングを続けた。
黒松内のフットパスコースの場合、分岐点などでは標識が完備しているのだが、一本道にはまったく標識はない。しかし、チョボシナイコースのように初めての者には迷いそうな場合にも標識が立てられていると安心して楽しむことができるのだが…。

※ 東山山頂を越えるとこんな状態で、踏み跡も見えず不安になりました。

※ さらに進むと事態はさらに深刻に…。

※ これってフットパスコース?と非常に心配しながらのウォークとなりました。

※ 黒松内町の名誉のために、写真のように整備されていたところもありましたよ。

※ このような案内標識が山中にも立てられていたら安心できたのですが…。
不安になりながらも山道を下ること30~40分経ったろうか?木々か生い茂った山道から、視界が広がる畑作地帯に出てホッとした。
そこからは「熱郛川」沿いのコースがひたすら続いていた。途中、コース管理のボランティアの方だろうか,トラクターを使い路肩の雑草を刈り取っていた。こうした方々の努力によってコースの維持管理がされているのだろう。感謝しなくては…。

※ 草深い山中から里に出た時はホッとしました。

※ ご覧のように路肩の雑草を刈り取っていました。
川沿いのコースは延々と続いた。その川沿いに河川管理者である北海道が立て看板をところどころに立てているのだが、その看板の中にフットパスの案内が併記されていた。こうした類の看板を目にするのは初めてだった。やはりこれもコース設定者が黒松内町ということで北海道も認めたのかもしれない。

※ 熱郛川沿いのコースは写真のように整備された気持ち良いコースでした。

※ 写真をよ~く見てください。「フットパス チョボシナイコース」と明記されています。
平坦な道を歩くこと1時間余り、16時40分、ゴールの道の駅「くろまつない トワ・ヴェールⅡ」に到着した。
しかし、熱郛駅発、黒松内行きのJRは18時01分発ということで、私は1時間半以上も列車を待たなければならなかった…。

ゴールの道の駅「くろまつない トワ・ヴェールⅡ」の建物です。
黒松内に設定された4つのフットパスコースを全て歩いてみたが、それぞれに特色ある貌を持ち興味深いフットパスウォークとなった。
特に最後のチョボシナイコースは最初に設定されたというだけあり、一部使われなくなった山道(林道)を活用し、フットパスの魅力を十分に楽しめるコースだと思われた。
惜しむらくは利用者がそれほど多くないこともあってか、整備が十分に行き届いていなかったところがちょっと残念である。私のように黒松内のフットバスコースを聖地と考えている者もいるのではと思われる。関係者にぜひとも東山周辺の整備をお願いしたいと思った。
《フットパスウォーク実施日 ’13/06/22 距離約10㎞》
※ なお、黒松内フットパスコースの他の三つのコースのレポートは次をクリックするとご覧になれます。
黒松内フットパスコース ◇寺の沢川コース(6月25日投稿) ◇森林公園コース(6月26日投稿) ◇西沢コース(6月27日投稿)
チョボシナイコース(約10Km)
もう一か月半も前のことである。6月22日(土)に歩いた黒松内のフットパスコース4コースのうち、唯一「チョボシナイコース」についてはレポートを終えていなかった。富士山登山と重なったためである。そこで遅まきながら、黒松内の最後のコースをレポートすることにする。
このチョボシナイコースは、黒松内町熱郛(ねっぷ)地区にある道の駅「くろまつない トワ・ヴェールⅡ」から黒松内町本町にある黒松内役場まで約10Kmのワンウェイコースである。
標準としては熱郛地区から本町を目ざすコースのようなのだが、私は反対に黒松内本町から熱郛地区を目ざし、熱郛駅からJRで黒松内に戻ってくることにした。

※ スタート地点の黒松内町役場前には写真のようなコース案内板が立てられていた。
チョボシナイとは変わった名前であるが、コース上一帯の地名のようだ。もちろんアイヌ語から由来した名前であろう。黒松内に設営された四つのコースの中でも最も早く造られたコースということだから、由緒あるコースといえるかもしれない。
他の三つのコースを踏破し、すでに時刻は14時を回っていたが、スタート地点の黒松内役場を14時15分にスタートした。
スタートして直ぐに国道を跨ぎ、街の向かいにある山(東山)を目ざす。東山は町民の冬の憩いの場「東山スキー場」ということだ。その山の頂を目ざして山を取り囲むように道路が出来ていて、その急な登りを登っていくと東山の頂上に至り、頂上には電話アンテナの高い塔が立っていた。
実はここまでは電話アンテナのメンテナンスのために道路が整備されていたが、それ以降は以前の山道らしきところを踏み越えていくコースだった。

※ 東山スキー場です。このスキー場を左側から巻いて山頂を目指します。

※ 山頂に至る道路はアンテナのメンテナンスのために整備されていました。

※ 東山山頂に立つ電話アンテナです。

※ 東山山頂から黒松内市街を見たところです。
東山から下っていくコースなのだが、コース自体の利用者が少ないらしく踏み跡があまりはっきりせず、「本当にこのコースでいいのだろうか?」と半信半疑な気持ちと、単独行のため不安な気持ちを抱きながらウォーキングを続けた。
黒松内のフットパスコースの場合、分岐点などでは標識が完備しているのだが、一本道にはまったく標識はない。しかし、チョボシナイコースのように初めての者には迷いそうな場合にも標識が立てられていると安心して楽しむことができるのだが…。

※ 東山山頂を越えるとこんな状態で、踏み跡も見えず不安になりました。

※ さらに進むと事態はさらに深刻に…。

※ これってフットパスコース?と非常に心配しながらのウォークとなりました。

※ 黒松内町の名誉のために、写真のように整備されていたところもありましたよ。

※ このような案内標識が山中にも立てられていたら安心できたのですが…。
不安になりながらも山道を下ること30~40分経ったろうか?木々か生い茂った山道から、視界が広がる畑作地帯に出てホッとした。
そこからは「熱郛川」沿いのコースがひたすら続いていた。途中、コース管理のボランティアの方だろうか,トラクターを使い路肩の雑草を刈り取っていた。こうした方々の努力によってコースの維持管理がされているのだろう。感謝しなくては…。

※ 草深い山中から里に出た時はホッとしました。

※ ご覧のように路肩の雑草を刈り取っていました。
川沿いのコースは延々と続いた。その川沿いに河川管理者である北海道が立て看板をところどころに立てているのだが、その看板の中にフットパスの案内が併記されていた。こうした類の看板を目にするのは初めてだった。やはりこれもコース設定者が黒松内町ということで北海道も認めたのかもしれない。

※ 熱郛川沿いのコースは写真のように整備された気持ち良いコースでした。

※ 写真をよ~く見てください。「フットパス チョボシナイコース」と明記されています。
平坦な道を歩くこと1時間余り、16時40分、ゴールの道の駅「くろまつない トワ・ヴェールⅡ」に到着した。
しかし、熱郛駅発、黒松内行きのJRは18時01分発ということで、私は1時間半以上も列車を待たなければならなかった…。

ゴールの道の駅「くろまつない トワ・ヴェールⅡ」の建物です。
黒松内に設定された4つのフットパスコースを全て歩いてみたが、それぞれに特色ある貌を持ち興味深いフットパスウォークとなった。
特に最後のチョボシナイコースは最初に設定されたというだけあり、一部使われなくなった山道(林道)を活用し、フットパスの魅力を十分に楽しめるコースだと思われた。
惜しむらくは利用者がそれほど多くないこともあってか、整備が十分に行き届いていなかったところがちょっと残念である。私のように黒松内のフットバスコースを聖地と考えている者もいるのではと思われる。関係者にぜひとも東山周辺の整備をお願いしたいと思った。
《フットパスウォーク実施日 ’13/06/22 距離約10㎞》
※ なお、黒松内フットパスコースの他の三つのコースのレポートは次をクリックするとご覧になれます。
黒松内フットパスコース ◇寺の沢川コース(6月25日投稿) ◇森林公園コース(6月26日投稿) ◇西沢コース(6月27日投稿)